2017年2月20日

豆を蒔いたら雅美と一郎

意味不明なタイトルになってるかもしれませんが~

上田さんの前に憧れていたお方、仲雅美さんのトークイベント。仕事をお休みしてでも行こうという気になったのも1日で2度おいしいから♪
"一郎"というのは今も現役でドラマに登場されている小倉一郎さんのこと。お二人の接点は'70年代にTBSで放送されていたドラマ「冬の雲」での共演になります。とはいっても当時富山はTBS系列の放送局がなく見たくても見れない幻のドラマであり雑誌でその情報を読むのが精一杯だった時代。
20170219masami.jpg最近仲さんが芸能活動を再開されたのをきっかけに旧交を温めることとなりこのイベントが成立してるわけです。なんていうのかなぁ、ミュージシャンのライブとは違ったTVドラマの裏話、当時のいろんなエピソードをほぼ素のお顔で語っていらっしゃる場所。ライブの「楽しい!!!」というのとは全然違うのですが、とても興味深く不思議な空間です。ある意味上田さんよりももっと近い距離に仲さんがいて当時のドラマの映像や資料を交えながらいろんな話をして下さるのですが正視できない私がいて(だって下手するとほんとに目が合っちゃうのだもの・・・そういうことに慣れていない上田ファン~・笑)なるべく遠くからそっと見るのが精一杯。
今回のテーマは「サボテンとマシュマロ」と「俺たちの朝」わかる人にはわかる70年代のドラマ。もう、懐かしくて当時のキラッキラな仲さんがいて今の仲さんも一緒にその映像を見ている不思議。あの頃のいろんなことを思い出します。元々は歌手が本業の仲さん、「冬の雲」で役者としても注目されはじめたのですが♪ポーリュシカ・ポーレもヒットしたし第2弾の♪涙のジャーニーをまるで今のプロモーションビデオのようにドラマの中で歌うシーンなんていうのまで強引に盛り込まれて当時それがすごく恥ずかしかったそうです。(「サボテンとマシュマロ」の主人公は沖雅也さんで仲さんはその時々登場する弟役だったわけで~)あの当時不思議に思ってたこと、うろ覚えだったことなんかをご本人から教えてもらってる感じです。♪涙のジャーニーの時のプロデューサーさんがすごくカントリーが好きだった方で最初にこの曲を聴いたときにカントリーロードと風に吹かれてを混ぜ合わせたような曲だなと思ったとか小学生だった私に気が付くはずがないようなお話も~確かに今聞くとそういう聞き方できたかもなぁ・・・一時期「仲真貴」の名義で出ておられたのは歌手として活動を切り離して役者としてやるためだったそうでそのために花登筐さんの門下にはいったのだということも「そういうことだったのか」だったのです。「俺たちの朝」では脚本家の今じゃ知る人ぞ知る鎌田敏夫さんの新人だったころのはなしとか主題歌の作詞をしたのが谷川俊太郎さんで谷川さんの詩というのは"発注生産"だったとかドラマに出てくる江ノ電の撮影の許可を取りに行ったときに江ノ電は既に傾きかけていてドラマの終了までに会社がなくなるかもしれないけどそれでよかったらどうぞと言われた話とか・・・(このドラマをきっかけに江ノ電は復活したそうです。)主題歌の時の話だったかなぁ編曲家の青木望さんのお名前も出てきてTULIPも魔法の黄色い靴の時は青木さんだよなーと思い出したり・・・ほぼほぼ成り行きでいろんなレアな話が飛び出すわけです。最後は俺たちの朝の主題歌を小倉さんと二人で歌ってお決まりのポーリュシカポーレで〆のイベントでした。トークの進行はほんとにゆるーい感じでお茶目でアバウトな仲さんで小倉さんの話で締まる感じなんですけどね、いざ歌うためにマイクを持つと表情が一変して表現者としての歌手になるのはさすがだなと毎度感じます。マイクの持ち方が昔とおんなじ!なんてことにも感動したり~いつか冬の雲つながりで近藤正臣さんも引っ張り出したいねなんてこともおっしゃってましたが・・・そんなことが実現するならぜひ行きたいなぁ・・・もともとは仲さんのファンですが、このイベントで小倉さんの博学さと多彩な才能をお持ちなところとなのにひょうひょうとした感じが魅力的で今更ながらファンになりそう・・(笑)

話の内容が多岐にわたる上に結構コアな話だったりするので脈絡ない文になっちゃって何のことやらかと思いますが、同じ世代の当時をよくご存じの方なら結構興味深いお話だと思いますよ。今の人に説明するのは無理だけど。たまにはこんなイベントもいいよね~ということで

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