Solo1

gratitude_03.gif 2000.7.21発売


まさかね、本当にこんな歳になって上田さんのソロアルバムが聴けるなんて思ってただろうか?
ながーいミュージシャンとしての時間にVocal曲はTULIPで5曲。ALWAYSで2曲。TONYだってたった2曲が残ってるだけ。作った曲だってちゃんと残ってるものがすごく少なくて・・・ファンといいつつどこかでミュージシャンとしての上田さんのカラーみたいなものがわかっているようでつかめないでいるずっとそんな気分でいました。Drummerだから"縁の下の力持ち""引き立て役"そんな感じでしょうがないんだって・・・
「上田さんのやりたいようにやってるアルバムあればいいな」ずっと思ってました。「LIVE行けなくてもCDなら誰だって上田さんの声が聴きたい時に聴けるのに・・・」そう思いながらも「でも無理だよね」ってどこかで諦めてた。
そんな"かなわぬ願い"のはずがかなってしまった。・・・・本当に嬉しかった。

★ Break Out

初っ端のDrumからしてカッコイイ!あれだけのテンポなのに音の切れがすごく気持ち良い。スネアの音も気持ちいいし、Guitarもベースもみーんな「ごきげん!」としか言い表しようがないくらい歯切れよくって「これだよ!これ!!」って気分で聴いてました。
永沼さんと小沢さんの♪Break Out!♪のShoutが"お!Wishing!だぁ"なんてのも嬉しかったり・・・・
歌詞に出てくる"ネコアレルギー"上田さん自身がモデルだよね。
娘の一番のお気に入りで"ネコアレルギーの唄"が"ネコの唄"今じゃ"ネコ!"・・・車に乗るたびに「"ネコ"入る??」と聞きます。♪まさかネコにアレルギー~♪のフレーズが大好きなんだそうです。

★ Daddyはロックンロール中毒

一番最初にこのタイトルを聞いた時に「上田さんのことだぁ!」って吹き出してしまった私だったりします。杉さんの曲ですが一言「うまい!」それがすべて!上田さんと杉さんの良い関係がそのまま曲になっちゃったって感じです。曲も杉さんカラーだし、コーラスも杉さんと松尾さんですっかりPiccadilly。
♪GARRY loves the Rock'n Roll、Tulip loves Rock'n Roll♪なんて歌詞が出て来て思わずにやりとさせられたり・・・まさに上田さんのための曲。なんだか「ったく、もうおとうさんてばしょうがないんだからぁ」なんていわれながらもでも娘にとっては大好きなお父さんだったりする。そんな"お父さん像"が目に浮かぶようだなぁ~
この曲のSaxがすごく効いてて大好きだったりします。

★ 線路の夕陽

この曲1月のStar Pine'sでのGAR-YIZで♪どこかにしまい忘れたやさしげな夕陽♪として演奏された曲です。
アレンジはほとんどそのままで歌詞がかなり変わってました。(コンセプトは同じだけど)イントロのバックに入る電車がホームに入ってくる音、出発のチャイムの音がなんともドラマチック。チャイムの音が途切れたあとのあのちょっとしたブレイクがなんだか好き。アルバムの中で一番TULIPっぽい曲かもしれません。
♪君が呼び戻した線路の上♪・・・・・キミッテダレ????・・・・・・

★ チープショット

伊豆田さんのRock'n Roll。Bassまで伊豆田さん、途中メインボーカルにまで登場という"伊豆田カラー"いっぱいの曲です。この曲もリズムが気持ちいい。
"チープショット"反則業の事なんだそうです。恋人同士でも「これをいっちゃおしまいよ」って言葉を言われて売り言葉に買い言葉で同じように返してしまって別れてしまう。・・・う~~んありがちだよね。「つい思わず」なんてことが結局取り返しがつかなくなる。身に覚えがあるだけになんだかつまされちゃうなぁ~。
歌詞に"リセットボタン""クリック"なんてパソコン使いにはすごく馴染みの言葉が出てくる事になんだかニヤリ・・・上田さんとパソコン・・・なんか似合わないって思うんだけど、でも上田さんにもパソコンって身近なのかななんて思ったりしてね。(^^;;;;;;

★ Silent Stage

上田さんの曲に杉さんが歌詞をつけたという曲。もともと作詞の方が多い上田さんにとってはこういうかたちの曲って初めて聴くような気がする。(私が知らないだけかしら?)杉さんの詞なのになんだか上田さんの言葉に聞こえて来てしまう。
♪もし神様が僕らに少しチャンスをくれたなら、今夜誰かの人生を変えられるかもしれない♪
時間をたくさんかけたからこそ今、こう唄える上田さん、なんだかそんなことが嬉しかったりします。
音楽って不思議だよね。なくったって生きては行けるけど、"たかが趣味"なのかもしれないけどでもファンにとっては曲もそして歌ってくれる人もどこかですごく気持ちを支えててくれるものだから、少なくとも私はそうだったから・・・・だから私も今その気持ちを彼らに伝えたい・・・・

★ 遠い未来

このアルバムの中で私が一番好きな曲です。曲のあちこちに'70代の音が聞こえてくるような気がします。何といっても圭右さんのGuitarが切なく悲しいくらいに響いてきて大好き。
うまく言えないけど私にとっては「これぞ上田さんの世界!」なんです。切なくてちょっとすさんだ感じの歌詞がほんとに悲しいくらい。こういう曲、聞き込めば聞き込むほど泣けてきちゃう私って・・・・・
上田さんの詞って"なくした恋"の切なさを唄ったものが多いような気がするけど、どちらかというとあまり"相手"が見えることなかったような・・・それが今回始めて"相手"の女性像を感じさせてくれた気がします。
♪髪を短くし見慣れぬメイクで俺を見てた♪・・・・歌詞に出てくる女性像に昔の自分の姿を重ねてしまうせいかもしれないなぁ・・・・誰にだってこういうシチュエーション身に覚えがあるのかもしれない・・・・・ってことはないか?(^^;

★ 尖った涙

きっとこれ聞いた瞬間に「あ!松尾さんの曲だぁ」って分かってしまう曲だと思います。なんだかそっくりそのまま松尾さんVocalで「Brain Park」にはいっちゃってても違和感なしって感じで・・・後ろにユニゾンで松尾さんのVocalが聞こえてくる気さえしちゃう。(^^;
この曲のフロアタム(だと思う・・・(^^;)のリズムが大好きです。
この詞にも"勝ち気な女性"がでてくるよね・・・う~~ん上田さんのタイプってそんな女性なのかなぁ~羨ましいなぁ上田さんにこんなふうに思わせちゃえる人って。え!?違うって!???(笑)
"尖った涙"きっと悔し涙のことだよね。涙を流してる方は他人には気取られたくないけどでも大切な人だけにはその涙の意味はわかってて欲しいものだけど。歌詞の中に出てくる女性に"こんな風に思ってもらえてるのにそんな気持ちに気がついてあげてよぉ!"って言いたいぞ・・・・
"片想い"の切なさは男の人もおなじなのかなぁ・・・そう思わせる詞です。

★ STARS~大切な別れ

あづまちゃんの曲!これはもう"THE ALWAYS"でやって欲しいよって思ってしまいます。
この曲(特にさびの部分)もしっかりユニゾンであづまちゃんの声が聞こえてる気がしてしまいます。
聴いていて自然に涙が出て来てしまう。
♪君の肩抱くだけ 無力な愛♪大切な人が悲しい思いをしていても何にもできない自分が歯がゆいなんてそう思ってくれてる人がそばにいるっていいな。きっと相手がそんなきもちで肩を抱いててくれるだけでいいのになって。
"できたての小さな命の元"を失った時のことを思い出してしまった曲だったりして・・・ただ抱きしめててくれるだけでよかったもの・・・・悲しい気持ちはどうにもならないんだけれど・・・でも嬉しいのです。なんちゃって。

★ Brown

上田さんによると突然リストラの浮き目にあってしまったご友人が詞のベースにあるそうで・・・
世の中の理不尽さをうらんでみてもその怒りをぶつける場所もなくて精神的にめげてしまって・・・大なり小なりそんな気持ちになることって長い人生生きていたらどっかでぶち当たるものだしね・・・
こういう曲(歌詞)聴いてるとこんな時に力になってあげられる人でいたいよって思うけど思うだけぇ・・・自分にはきっとそんな度量はないだろうなぁ・・・・

★ Gratitude

このアルバムのタイトル曲。
♪行く手阻むあらしに立ち向かう時現われてくるそれが仲間さ♪
例えば"自分に利益をもらたしてくれる人"にはいい顔をするけど"無益"と知った途端手のひらを返すように離れてしまう人(ひどい時には"敵"にさえなってしまう人)何人も見て来てるなか、逆に何も言わないでいてもちょっとした言葉で敏感に感じてくれてなにげに手を差し伸べてくれる人達にもたくさん巡り合って来てる。自分にとってそんな大切な人に感謝の気持ち伝えるのってある意味ではとても照れていちいち口に出しては言えなかったりするけどちゃんと伝えることって必要なのかもしれないなぁ・・・
なんだかそんなことを思わせてくれる曲だったりします。
アコースティック1本のバックがかえってこの曲を引き立ててくれてますよね?
日常の会話だったら言えないけど曲にすると素直に言えてしまうんだろうね、こういう気持ちって。


ソロアルバムゆえにほとんどが上田さんの世界。いつもならば今までならばどちらかというとタイコの音、リズムにばかり耳がいくのにこのアルバムは上田さんの歌詞の世界にどっぷりとつかってしまってきいている自分がいます。決してタイコはどうでもいいなんて思ってるわけじゃなくてそれはもうあたりまえのように上田さんのタイコで何の違和感もなくてその上曲も歌詞も全て上田さんが伝えたいことそう思ってしまう。ちょっと思い込みが激しいかもしれないと思いつつ・・・・

うまくその内容を再現できないけど、あるミュージシャンの方がおっしゃってました。「曲を作る時には作り手が感じていること伝えたい事を曲にするわけだけど一度作品として世の中に出してしまうとそれは既に自分のものじゃなくなる。いくら"僕はそんなつもりで作ったんじゃないのに"と思っていても聞き手側がそう感じてしまえばそういう曲になってしまう。自分の予想と違ったとらえ方で自分の作品が世の中に残っていくというのも不思議な気がする」ものなんだと・・・
もしかしたら私がアルバムの曲たちを聴いて感じたこと受け止めたこと上田さんにとっては「そんなつもりない!」なんて笑われるかもしれないけどでも私はそう感じちゃったんだから・・・そんな気持ちでこの感想を読んでいただけるといいなと思います。

きっとファンの方それぞれに曲のとらえ方あると思うしみんなの感じ方聞いてみたいな・・・・

コメント

test
へぇ・・・Webページにもコメント書き込んでもらえるんだ・・・

そうなんですよーと返信をつけてみる

コメントする

(スパム対策等のため、承認するまでコメントは表示されないようになっています。)