2005.3.9発売
前作"Gratitude"が出た時に「曲はたくさんあるから2枚目も作りたい」みたいなことおっしゃってたんだけど"MDイレース事件"以降??すっかり気配のなかった2ndアルバム。(ってそれが原因でなんてことはないのでしょうが・笑)
そして、あれは池袋サンシャインでのX'masライブの時。初めて耳にしたアルバムのタイトル曲♪Hello,My Dear♪「CDにできるくらいにちゃんと録音も終わってるんですが・・・」そんなことをおっしゃっていた上田さん。うちのBBSでも話題にしてくださる方がいて「CDにならないんですか??」なんて問い合わせてみたりしたこともあったっけ・・・あれから4年が流れてやっとでました!出してくださいました。
ミニアルバムとはいえいろんなカラーの曲が詰まったものすごい濃いアルバムそんな感じです。
ソロライブの予約申し込みの時に上田さん自らが曲の解説をしてくださったおまけCDもいただいたけどなるべく余計な先入観を入れないで第一印象を感じたいこともあってあえて1度簡単に聞き流しただけにしておいたわけで・・・それでも最初から知っていた♪Hello~は別として最初に聞こえてきた♪Magical・Musical Nightの音が「うわぁ、上田さんが違った方向にいっちゃった」そんな気がして実はちゃんとしたCDを聞くのが怖かったりもしたのです。「違うって思ったらどうしよう」(いや、この時しっかりこのおまけCD聞いていればなんて事はなかったんだけど・・・;;;;)
そんなわけで毎度のようにいってみよー(笑)
★ Magical・Musical Night
んなわけでおまけCD 聞いちゃったことで余計な先入観を持ってしまっていた代表曲です。(笑)「え゛!??上田さんがこんな曲やるなんて」オトナになっちゃったのねぇ~みたいな・・・ところがところがやっぱり上田さんは上田さんだったのだ!真っ先にそう思わせてくれたのもこの曲だったりして・・・その仕掛けの最大はラスト。「何でいきなりそっちへいけるぅ!??」と思ったくらいにそれまでのゆったりとした雰囲気とは違ってシャウトしてたりして・・・最初に聞いた時は「これはもう次の曲になった!??いや、歌詞は♪Magical~のところにあるから続きだよね」と思ったのが正直なところ。もうそれがおかしくておかしくて・・・こんな仕掛けになってたのか!だったのです。なんか「な~~んちゃって!」というか「似合わねぇ~~~」とご自身でオチをつけてるようなそんな感じに聞こえてきてしまいました。
エンディングに入ってくる上田さんとの追っかけコーラスっぽい伊豆ちゃんのハイトーンボイスがいい感じです。
んでおまけCDに戻ります。「映画音楽っぽいのをやったら・・・」というのがこの曲の発想だそうで「あえて苦手なミュージカルという言葉をぶつけた」とのことですが「イレギュラーな感じでしかできない」ってちゃんとおっしゃってるじゃないかぁ~~~
上田さんの声が珍しく柔らかくそのせいかとてもリアルに聞こえてきてドキッとしてしまった曲でもあります。♪精一杯の愛情は見守るだけ・・・う~~ん上田さんに見守られている人でいたい・・・違うか!??(^^;;;;
★ バビロンの光
5曲目の♪激痛に~も私のストライクゾーンなんだけどこのアルバムで私の一番のお気に入りです。「お!プログレ!」イントロからして大好きな音。。上田さんは基本的にはロックンローラーだと思ってますがプログレはちょっと違うかなみたいなイメージも持っていたので逆に「やってくれたぁ!!」ってな喜びを感じていたりして・・そしたらちゃんとオマケCDでもおっしゃってました「プログレ遊び」と。自分の耳もまんざらじゃないないやんと自己満足。
詞は杉さんなのですがは「杉さんはこんな曲つくらないよな」的なイメージでそれが不思議な感じでした。もう1曲松尾さんが詞を書いておられますが普通に考えればというかお二人の曲のイメージからすると曲が逆だよなというのが第一印象だったのですが、これも「あえて二人が作らないような曲を選んだ」と・・・そっか、やっぱり確信犯でしたね。こんなところも上田さんらしいそう思ってしまったのです。低音のBack Vocalはあづまちゃんだと思うけどこれがはまるんだなぁ・・・あと間奏の圭右さんのギターがもういい感じ!
★ 迷路のランナー
最初の2曲がインパクトありすぎだったせいか「なんのしかけもないの??」と思ってしまったくらいになんだかあっさりとした物足りない印象を持ってしまった曲です。これと次の曲はどちらかというとTULIPっぽいというか基本はブリティッシュ!?そんな感じに聞こえました。
♪駅伝の秋めざし~あたりからバックに入ってくる打楽器にしちゃメロディアスすぎだしでもベースでもないなんなんだ??だったあの音は「圭右さんの案で圭右さんがコードを押さえてスティックでアコギをぽとぽとと叩いた」その音ですね!??間違いないよね!??きがついちゃったもんね、わかっちゃったもんね!(^^)v
★ ぼくら小説症候群(シンドローム)
んなわけで松尾さん作詞の曲です。松尾さんに作詞家としてのイメージもってないのでなんともいえませんがでも「らしくない」というか「似合わない」というかそう思ってしまいました。なんか普通すぎに聞こえちゃうんですよね、なんか松尾さんといったらサイケとかシュールといった印象強いので・・・このあたり上田さんの思う壺にまんまとはまめられたかなみたいな感じです。
実はこの曲「うわぁ、財津和夫が入ってる!」そう感じてしまった曲でもあるのです。ほんの一部なんだけどなんか財津さんがこういうフレーズっぽいの使うよなぁみたいな・・・アレンジといいブリティッシュ意識するとやっぱりTULIPっぽくなるのかなぁ・・・というよりもあちこちにちりばめられている"音"がTULIPの曲で聞き覚えのあるような音に聞こえるのですよ。上田さんによると不似合いであろうギルバート・オサリバンに対決して作ったんだそうですが・・・そっかそれでアコギなんだと・・・圭右さんのアコギがすごくいいです。
★ 激痛に耐えた恋~You Are My Dentist~
うわぁ~~踊りたい!ライブでやったら気持ちいいだろうなぁ・・・そんな曲です。上田さん曰く「前作の♪Break Outに続く第2弾(たぶんモデルは上田さん~)」だそうです。TONYの頃前歯を折っちゃって"歯なし"だった上田さん思い出しちゃったりして;;;;;;;いやぁん。
こういう曲の上田さんのドラムはもうはまりすぎですがそれよりも何よりも耳が行ったのがベースライン。いやぁ、耕右さんのベースがすごくいいです。珍しくドラムよりこっちに耳がいっちゃう・・・好きです。
バックに聞こえる歯医者さんの機械音を連想させれくれるような音がぞくっとさせてくれたり、シャウトはあづまちゃんでしょうか!?歌詞の内容からして治療の痛みに絶えかねた悲鳴に聞こえてくるのがおかしかったりして・・・上田さんのおっしゃるとおり「おもしろおかしく」そんな曲です。
こういうのがあるから上田さんが好き!私にはそんな曲の代表だったりするのですが・・・
★ Hello, my dear
アルバムのタイトルになっている曲でもあります。でもだからといってこの曲がこのアルバムのテーマかというとそうじゃないんだけど・・・と思います。
最初に聞いたのがサンシャイン。あの時に聴いた曲がやっと形になって出た!そんな感じです。当然この曲を聞くとあの日を思い出します。ちゃんとしたライブではなかったけど私の中では今でも特別なライブ・・・そういう意味でも特別な意味のある曲なのです。この時は前原さんとの"デュエット"だったのだけれど今回のCD化のためにコーラス部分を上田さんが歌いなおされたということで前原さんの声はないのかなと思ってましたがちょっとだけ残ってましたね。(笑)
X'masがテーマの曲なのでこの季節にはちょっと不似合いかと思いますが「上田さんってロマンティストだよね」そう思わせてくれる曲でもあります。今年のX'masに日本中にこの曲が流れるといいなぁ・・・
普通ドラムは打ち込みって曲が多い中ドラムだけが"生"なんてのは他にはないんじゃないでしょうか??(笑)間奏のドラムの音がもう上田さんならではといいますかドラマティックに壮大に広がるような音で大好きです。(と言葉にするとほんとにつまんなくなるなぁ・・・お聞きいただければわかると思うけどほんとにかっこいいんですってば!)
前作"Gratitude"には優等生的なイメージを持っていて「もっとやんちゃでもいいのにな」と思う部分があったのですが今回は「やってくれた!」「遊んでるぅ!」そんな感じでアルバムを聞き終わった後に思わず笑ってしまいました。一通り一回聞き流した印象が「うわぁめちゃくちゃやってる!」だったりしてなんていうんだろうなぁ、曲の構成もそうなんだけどコード進行というのかなぁ自分が「次はこの音に行くだろう」みたいな頭のなかで自然に予想してる流れがあるのだけど絶対そこには行かないような上田さんらしさ・・・なんて表現だと意味不明かなぁ・・・うまく言葉が見つけられないけど昔から上田さんの曲に感じていたある種の聞き心地の悪さがいっぱいで「変わってない!」なんだかそう思ってしまったのです。"聞き心地の悪さ"なんていうとよくない印象与えちゃうかもだけどそうじゃなくて自分がもってない感覚の部分の象徴というのかなぁ・・・あ、やっぱり表現が難しいや・・・;;;;
それから「歌い方がまた変わった!?」そうも感じました。'97久しぶりに上田さんのVocalを聞いた時に感じたのとは逆になんていうんだろう「無駄な力が抜けたな」みたいに思ったのですが・・・というかそっと丁寧に歌っておられるというのか・・・う~~ん昔に戻ってきた・・・いやもともとこれが上田さんの普段なんだよなと思うような・・・そんな意識はされてないのかもと思うけど私にはそう聞こえたということで。
いっぱいアルバムを聞いてからあらためて今度はしっかりじっくり上田さんのおまけCD を聞きました。アルバムを聞いて「あれ?」と思ったところ「こういうことかなぁ」みたいに感じたところ上田さんに聞けたらなみたいに思った部分の答えが全部入ってました。自分が感じたことあたりだったなみたいな「よかった・・・」ダテに30年も上田さんの曲聴いてないよなみたいな自分に安心したりして・・・ソロライブでもしかしたら自分の感性が上田さんと違ったところにいっちゃったんじゃないだろうかってずっと思ってたから・・・間違ってないよね・・・たぶん・・・勘違いかもしんないけど・・・なんて。
音のところどころにPiccaillyを感じるのはやっぱり小泉さんの仕事のなせる業なのかなぁ。ぱっと聞いた感じだとバックはすごくシンプルに聞こえるんだけど実はじっくり聞くと細かいところにいろんな音が仕込まれてるみたいなそういう音を探す面白さみたいなものも持ち合わせているアルバムだと思います。ソロアルバムとはいえバックミュージシャンの個性もしっかりでててこのメンバーじゃないとこの音にはならないよねみたいなちゃんとしたバンドとしての音にもなってると思ったのですが~
私的には"TULIPの上田さん"のイメージのままTULIPの曲の雰囲気を期待してる人が聞かれたら「違う!」って思われちゃうかもしれないなみたいな懸念もしちゃったりなんかして・・・(余計なお世話か!?)このアルバムが世の中にどんな感じで受け止められるのか他のファンの方がどう感じられるのかとっても聞きたいんだけど・・・でもあんまり皆さん語られないから;;;;;;思ったこと言葉にするのは難しいというのはこれを書いてて十分実感してるからねぇ・・・誰か反応して・・・なんて・・・
ということでおしまい。

コメントする
(スパム対策等のため、承認するまでコメントは表示されないようになっています。)