剱岳-点の記
富山で生まれ育った私にはある意味特別な思いのある山です。
登ったことはありませんが玄関を開けると当たり前のように見えていた立山連峰の中の一つの山。
登ったことはありませんが玄関を開けると当たり前のように見えていた立山連峰の中の一つの山。
剱岳、父が好きだった山でした。子供の頃はその"好き"という言う意味がよくわかりませんでした。
そこに山があることが当たり前で山に何の違いがあるのだろうと思っていました。
休みの日には時々家の正面に見えた立山連峰を指差して「あれが薬師、あの平らに見えるところが弥陀ヶ原・・・左のとがってごつごつしたのが剱岳」よく説明してくれたものですが子供だった私には指差す方向があまりにも遠すぎて父の言う「あれ」がいったいどれなのかよくわからずに適当に相槌を打って聞いていたものです。
そしてお酒を飲みながらよく"カニのヨコバイ""カニのタテバイ"(登るための道幅がほとんどなくカニのように横になりながら歩かなければいけない登山道などこう呼びます)やら剱岳の山頂に立つにはいかに大変か聞かされたものでした。いつかは馬場島から剱岳に登ってみたいというのが父の願望でもありましたが仕事に追われとうとう叶える日がくることはありませんでしが・・・。
そんなこともあってか、いつの間にか自分の中でもどこか特別になっていた山、剱岳。なだらかに続く立山連峰の中では唯一つごつごつと他の山とは風貌を異にしたこの山が好きになっていました。
そんな剱岳をテーマにした映画が製作されると聞いたのは3年位前だったでしょうか?ローカルでは時々撮影の様子などがニュースになったりしていましたがいつになっても上映の話は聞かず富山県が作るローカルなPR映画なんだろうと思っていた映画・・・
普段映画を見るという趣味は持ち合わせていないのですがやっぱり富山県人ならばこの映画は見ておかなきゃとやっと時間を作って見てきました。客席は私よりも更に年配な方々が多いのもやっぱり富山の映画だからかと思います。
時代背景は明治後半。現代は人の手もはいり一部観光客でにぎわう山々でもありますが1歩間違えば遭難という現実が付きまとう山々。映し出される映像は大自然の中ではいかに人間がちっぽけなものなのか実感させられる光景でした。ストーリー的には地味な映画かもしれませんが映画らしい映画そんな印象です。
いつも見慣れている光景が映画の中に映し出されている妙と見慣れている山とは違う距離、方向から映し出され表情を変える山の姿をみることができたのもよかったです。
映画中の富山弁、もっと違和感感じるかなと思いましたが意外に香川さんのセリフには違和感(わざとらしさ?)を感じませんでした。
この映画はフィクションではなく実話に基づくお話。(多少の脚本はあるかと思いますが)
映画中に出てくる4等三角点、タイトルにある"点の記"として記されるこのない三角点。標石のある3等三角点が設置されたのはつい最近、2004年のことらしいです。
最後のクレジットも役名云々ではなく"仲間たち"のくくりで俳優、端役、たぶん、スタッフ、地元の協力者全ての人たちの名前だけが同等に流れたのがこの映画のスタンスを表している気がしました。
この映画、剱岳になじみのない方にはどう映るのかなぁ・・・
そして富山県人とはいえやっぱり剱岳というのは今の時代もそうそう簡単に登れる山とは思えない私です。(映画の影響で今年の夏は一般登山者もかなり増えているようですが・・・)
そこに山があることが当たり前で山に何の違いがあるのだろうと思っていました。
休みの日には時々家の正面に見えた立山連峰を指差して「あれが薬師、あの平らに見えるところが弥陀ヶ原・・・左のとがってごつごつしたのが剱岳」よく説明してくれたものですが子供だった私には指差す方向があまりにも遠すぎて父の言う「あれ」がいったいどれなのかよくわからずに適当に相槌を打って聞いていたものです。
そしてお酒を飲みながらよく"カニのヨコバイ""カニのタテバイ"(登るための道幅がほとんどなくカニのように横になりながら歩かなければいけない登山道などこう呼びます)やら剱岳の山頂に立つにはいかに大変か聞かされたものでした。いつかは馬場島から剱岳に登ってみたいというのが父の願望でもありましたが仕事に追われとうとう叶える日がくることはありませんでしが・・・。
そんなこともあってか、いつの間にか自分の中でもどこか特別になっていた山、剱岳。なだらかに続く立山連峰の中では唯一つごつごつと他の山とは風貌を異にしたこの山が好きになっていました。
そんな剱岳をテーマにした映画が製作されると聞いたのは3年位前だったでしょうか?ローカルでは時々撮影の様子などがニュースになったりしていましたがいつになっても上映の話は聞かず富山県が作るローカルなPR映画なんだろうと思っていた映画・・・
普段映画を見るという趣味は持ち合わせていないのですがやっぱり富山県人ならばこの映画は見ておかなきゃとやっと時間を作って見てきました。客席は私よりも更に年配な方々が多いのもやっぱり富山の映画だからかと思います。
時代背景は明治後半。現代は人の手もはいり一部観光客でにぎわう山々でもありますが1歩間違えば遭難という現実が付きまとう山々。映し出される映像は大自然の中ではいかに人間がちっぽけなものなのか実感させられる光景でした。ストーリー的には地味な映画かもしれませんが映画らしい映画そんな印象です。
いつも見慣れている光景が映画の中に映し出されている妙と見慣れている山とは違う距離、方向から映し出され表情を変える山の姿をみることができたのもよかったです。
映画中の富山弁、もっと違和感感じるかなと思いましたが意外に香川さんのセリフには違和感(わざとらしさ?)を感じませんでした。
この映画はフィクションではなく実話に基づくお話。(多少の脚本はあるかと思いますが)
映画中に出てくる4等三角点、タイトルにある"点の記"として記されるこのない三角点。標石のある3等三角点が設置されたのはつい最近、2004年のことらしいです。
最後のクレジットも役名云々ではなく"仲間たち"のくくりで俳優、端役、たぶん、スタッフ、地元の協力者全ての人たちの名前だけが同等に流れたのがこの映画のスタンスを表している気がしました。
この映画、剱岳になじみのない方にはどう映るのかなぁ・・・
そして富山県人とはいえやっぱり剱岳というのは今の時代もそうそう簡単に登れる山とは思えない私です。(映画の影響で今年の夏は一般登山者もかなり増えているようですが・・・)

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