2009年4月30日

もうひとつの山笠~まぼろしの福神流

副題"まぼろしの福神流"・・・上田さんの♪オイサ!と同じ副題です。
BBSをご覧になっておられる方にはそのいきさつはご存知かと思います。
早速ネットで注文し一気に読み終えてしまいました。
P1000776.JPGもしかしたらこれから読んでみようかななんてかたもいらっしゃるかもですが・・・

帯にはなんと財津さんのコメントつきというオマケつき。

いえいえ・・・そんな動機不純で読み進めては申し訳ない思いがこの本には詰まっているんだなぁと。
観光がてら見物に行くだけの私みたいなものがとやかく言えるようなことじゃない部分が物語の根底にあるわけで・・・

前編博多弁で語られてますが違和感なく読んでいる私がいてそんなことがちょっとうれしかったり。
タイトルは山笠に限られてますが、もうひとつの博多を代表するまつり"どんたく"を舞台にしたものとの2編でした。共通するのは"福神流"。山笠ではまぼろしとなっている流れも"どんたく"では今もあるそうです。上田さんが山笠の話ばかりされるので"どんたく"に関してはどんなお祭りなのか実はよくわかっていない私です。(著者が投げかけているものは同じことなんだと思いますけどね)

私自身、今やお祭りは地方の一観光資源として本来持っている良さをゆがませてしまう傾向にあるんじゃないかと思うところがあります。今の時代に限らず、明治の時代からすでに違った価値観をもつ異分子たちはずっと存在してきたということでしょうか。今もってまだ地域の利益やら、利便やらに目を向けて祭りを行おう、もしくは中止させよう、変化させようなどの意見もあるようです。そんな力によって間違った方向へ行ってしまうことへの警鐘と受け取りました。ちょっと言葉で詳細を書き留めるにはムズカシイのですが・・・

この先、法被のことで袂を分かつことになってしまった方たち他もとの福神流の町の方々がまたひとつになって自分たちの山"福神流"として山笠に参加できる日・・・そんな日がくるんだろうか?

コメントする

(スパム対策等のため、承認するまでコメントは表示されないようになっています。)