LIVE ACT TULIP 〜2001年 心の旅

'01. 1. 5 富山オーバードホール

 あれから3年ちょっと。もう1度我が故郷富山で上田さんに会える日が来るなんて・・・

私の2000年TULIPの最初を飾ったのがなんとディナーショー。そんなわけで踊るどころかスタンディングさえも制限されてせっかくの楽しさが半減でどーも燃焼しきれないでいたわけで、TULIPの21世紀最初を飾るこの富山のライブが私の初ホールでもありもう、気持ちだけは準備万端!(笑)


ところが・・・LIVEを翌日に迎えた4日あたりからどうもお天気が怪しくなってきた。冗談で「雪で富山に来れなかったりして」なんて言っていたのが冗談じゃなくなってきた感じ・・・・挙げ句ちょっとした偶然から「メンバーが乗った飛行機が東京に帰っちゃった」なんて話を聞いてしまってマジで心配になってきた。
なんでだよぉ!こんな時に限ってこんなお天気になるなんて!メンバーだけじゃないネットの仲間もたくさん富山に来てくれるのに・・・なんだか気が気じゃなくてこの日と当日の午前中はずっとメールにしがみついてお天気情報を流していたような気がする。そのかいがあったのかはわからないけど友人達は私が知る限りはみんなLIVEに間に合うように富山入りできたし、メンバーもどうやら富山にはちゃんと来てるみたいだ。ほっと一息ついたのがもう当日のお昼過ぎ。
鈴蘭のような伝説には到底及ばないけど無事に終わりさえすれば21世紀幕開けのTULIP LIVEの日がこんな日だったなんて笑い話として語り継がれていくかも知れないなと思いつつ・・・・
でも、お願いだから「もう2度と富山にきたくない!」なんて思わないでね!!


娘の習い事の関係でギリギリの会場入りを予定していたのだけどこの雪じゃ下手すると間に合わないかもということで急遽実家の母頼み。「大体こんな日に車で出かけようなんて無理だからバスで行きなさい」といわれつつも予定よりも40分ほど早くうちを出て車を走らせると思ったほど渋滞もなく開場の20分前にはついてしまった。これでほっと一息。遠方からの友人達数名と合流し開場時間を過ぎてから会場へ・・・
雪のせいもあるのか???開場時間も遅れていてホールの前はものすごい人だかり。そんな中でまるで同窓会のように'97 TULIPの時に出会えた人達と再会!地元のはずが富山の知り合いは“ネット富山県人会”4名に20年ぶりにTULIPを見るという中学時代の姫野ファンの友人(私は今でも彼女を“たっちゃん”と呼んでます。)
だけでそれ以外の人の多いこと!自分でもびっくりしちゃった。

会場の入り口に張られたツアーのポスターの上田さんに向かって「きゃぁ!上田さーん!」と叫びながら無意識に手を振る私にあっけにとられるやら大笑いするやらで見ている友人達。奇行に呆れられたかなと思いきや彼女たちが言うには「いやぁ、みんな同じ事やるんだなぁと思って・・・私も同じことして笑われるから」(笑)なーんだ私だけじゃないんだぁ・・・・これが普通なのね!(なんてはずがないとは思うけど・・・)
ま、そんなわけでもうテンションはあがりっぱなし!どーか地元の知り合いにはみられていませんよーに・・・(^^;


今日の座席はチケットと一緒に届いた座席表によると左端の方ではあるけど、2列目!と勇んで座席に行けばなんと座席表には書いてある席がなくていわゆる“最前列”思わぬラッキーに喜んだのもつかの間ふとステージを見上げれば・・・・どう見ても間違いなく宮城さんの陰になって上田さんが見えそうにもない。それがどの程度なのかは始まってみなければ分からないけど・・・気持ちは複雑・・・・
でも、周りを見渡せば偶然にもほとんどが顔見知り「え!?なにここなの??」「で、ここはあなた??」実は’97のご近所さんが揃ってたりして・・・これってすごい!と自分でもびっくり。「ほんとに1曲目から立つの?おとなしくしてようかなぁ」って言ったら「あなたらしくない!」って言われてしまう私って・・・でもご近所さんの顔ぶれからして「これなら最初から立っても平気だよね??行くよ!」などと・・・・(^^;;;;いろんな人と再会のご挨拶をしたり“はじめまして”のご挨拶をしたりしているうちに客電も落ちいよいよ・・・・・・


メンバー登場!上田さんはネットの写真で見るのと同じ白のシャツに黒のベスト・・・とはいっても“ノータイ”だし、ベストもGAR-YIZの時のようなフォーマルっぽいのじゃなくてラフな感じのもの。
♪心の旅♪
お約束どおり最初から歓声を上げて立ち上がるわれらが周辺。ぼちぼちスタンディングした人もいるみたいだったけどさすがに少ないみたいだなぁ・・・(って後ろはほとんど見えてないけど)既に妙な団体になっていたかも??
で、肝心の上田さん・・・やっぱり見えない!・・・・宮城さんのコーラスがない間はかろうじて“サングラスから上”はみえるのだけどなんと!見えないのは宮城さんのせいだけじゃなくて(宮城さんがマイクに立つとドラムすら見えなくなる!けど)右前方の低い位置にあるシンバルのせいだったりとかするもんだから・・・・立っていてこれ・・・ということは座っちゃうと“Oh!My God!”なんである。う・・・・これじゃいくら前だって意味ないじゃーん!!(泣)
それでも目の前にある大きなスピーカから頭の上に降りかかるように上田さんのコーラスの声だけがはっきりと聞こえてくるのがなんとも嬉しかったりして・・・・

1曲目が終わって安部さんのMC。「あ、ディナーショーと同じだぁ・・・」(^^;;;;;
♪あのバスを停めて♪
最初のハイハットの裏打ちで刻むリズムと絡んでくる表ではいるスネア、バスドラのタイミング。(という言い方があってるのかは?だけど)真似しようと思うんだけどぜーったい出来ないぃ!!!!手がこんがらがってるぅ・・・かろうじて見えてくるスティックの先を見ながら「こんなに複雑なのになにげに叩けるってすごいよなぁ・・・」と今更ながらの感心。Stop!のあとのシンバルをひっぱたいてピシッと止めるしぐさがもう最高!
♪置いてきた日々♪
タイミングを計るかのような軽いハイハット“チッ”の音の後、イントロのドラムが入る瞬間が好き。
♪淋しくて淋しくて♪
財津さんの刻むGuitarのリズムと歌がすごく心地いい。この曲だったかなぁ・・・いつものスティックじゃなかったような気がする。どっちだったかな?見てる人います??(^^;
♪神様に感謝をしなければ♪
ホールに響く姫野さんの歌声が透き通るようでディナーショーで聞いた時とゼンゼン違うぅ!!アコギの音がいい感じ。もちろん!やっぱりドラムにきゅん!
♪明日の風♪
何が楽しみだったかってこの曲ほど待っていた曲はなかったの!ディナーショーではなくてようやく聞けた!!
姫野さんがGuitarを持ち替えているあいだにスタッフが上田さんのVocalマイクを除けにくる・・・うまく表現できないけれどこの曲はメロディーラインだけではなくてそのアレンジ各楽器の絡みがすごくすごく好きな曲。初めて生できいた時の姫野さんと安部さんのツインギターの音に生まれて始めて曲を聞いて鳥肌が立つという体験をさせてくれた曲。エンディングに入る前のシンバルを叩いてピッ!と止めるしぐさ、シンバルだけのアクセントからスネアが絡んで入ってくる1発目の瞬間(ってわかる?)ツインギターの後ろで聞こえる財津さんのピアノのリズム、オープンハイハットのタイミング、タムの音・・・どれをとっても好きでしょうがなくって・・・・叩いてる上田さんのスティックの動線(?)もかっこよくてまさにきかせるだけじゃなくて“見せるドラマー”なんです!!きっとVocalマイクはこの動きの邪魔になるんだろうなとあらためて思ってしまったり・・・
そして間奏のブレイクの後のスティック廻し!!!きゃぁ〜〜〜〜〜もう言葉にできないくらいかっこいい!!
決して昔の思い出を裏切らない更なる感動をくれた曲でした!ずーっと聞いていたかったよぉ・・・・
強いていうならば・・・安部さんのGuitar・・・あのね、なんていっていいのか・・・・高音へ指をスライドさせながらビブラートっぽくはいる音・・・昔聴いた時の音がすごく耳に残っててなんか淋しい(^^;;;;;;;(ごめん!バンド小僧じゃないのでどう表現していいのかわかんない!)欲しかった。

曲が終わって財津さんの移動の合間の静寂にかかる野太い「ざいつぅ〜〜!」の声・・・財津さんのMC。「えーゴジラのような声がかかりましたが・・・」「21世紀最初のTULIPのコンサートということで今日は記念すべき日と勝手に思っています。」というお言葉にあらためて「富山がTOPでよかったぁ」だったりして・・・
メンバーはこの大雪のせいで「昨日随分と時間をかけて富山にきました。Uターンした飛行機に僕ら乗りまして・・宝くじに当たったような気分です・・・たった2機だけ引き返してあとは着陸したそうなんですが・・・運がいいのか悪いのか分かりませんが・・・」
昨日はANAのフライト情報とにらめっこしてました、わたし・・・。飛行機の音は聞こえていた(我が家から空港まで車で10分だったりして)ので大丈夫なのかなとも思いながら・・・やっぱり着陸できてなかったのね。
その後はディナーショーと同じだぁ・・・(^^;
でもいろいろ声色使ってみたりして最初からお茶目な財津さんだったりして・・・

♪君のために生まれかわろう♪
すっかりインプットされているドラムのリズムが気持ちいい・・・・・・ふとあの当時の上田さんがタイコを叩いてる風景に戻っていたりして・・・・白のフリルのついたシャツにピンクのパンツの上田さん。(^^;
途中の財津さんの声に絡んでくる上田さんのコーラス・・・いい感じ・・・・(^^)
♪ハーモニー♪
上田さんのカウント・・・これもなんだか懐かしい。♪君が今日弾いたピアノの音が〜♪・・・ここのリズムもなんで手足があんなふうに動くんだぁ!だったりします・・・(^^;;;
♪外へ出ちゃあぶないよ♪
まさかこんな年になってこの曲が生で聴けるなんて!!LPでしか聴いたことがない曲。なのにしっかり耳慣れた音で聞こえてきちゃう。なんたって上田さん初の作詞だったものね!この曲。このHPにBBSを作ったころ♪カリプチンキラコロンクルンク♪で盛り上がってたことがあったのでこの曲が出てきたことがすごく、すごく嬉しかった!!・・・この曲が終わるとほんとなら♪Yoh〜Pa,Pa〜♪ってはいって♪早くおいで♪につながるんだけどなぁ・・・さすがにそれはなし・・・・う〜〜んなんだか気持ちが悪いよぉ〜〜〜コーラスだけが空耳で聞こえてくるよぉ(笑)
♪心の中は白い画用紙♪
このツアーの中では珍しい!?2期の曲。それゆえかやっぱり思い入れが少ないことを実感。上田さんのドラムが「なーんかちがうなぁ」って思いながら冷静に聴いている自分がいたりして・・・・もちろん、2期の中では好きな曲なんですけど・・・・
♪約束♪
上田さんのスティックのカウントから・・・唯一!?CD「LIVE ACT TULIP〜2001年心の旅」のなかで気に入らなかった曲。曲は大好きで泣ける曲なのにこの曲だけスネアの音が「上田さんの音じゃない!!!」って思うくらい間が抜けた安っぽい音に聞こえるんです。もうそれに気をとられて聞き込めなかったんだけどやっぱり生は違う!!!こんなステキなスネアの音がなんでCDではあんな音になってしまうのだろう?????一打一打しっかりと入るスネアの音、好きです。

恒例の生ギターコーナーへ・・・
上田さんは一度舞台袖に下がってしまう。前回もそうだったなぁ・・・他のメンバーはステージ前で準備しているのにそこには上田さんだけがいない。準備が進む中、財津さんがコーナーの紹介や楽器の紹介などMCを始める。けどまだ上田さんは出てこない。せっかく今日始めてちゃんと見える場所に来て下さるはずなのに・・・・宮城さんのアコースティックベースの紹介をして宮城さんが試し弾きをして下さっているあいだにようやく登場。きゃ!目の前を通り過ぎて行く上田さん。決してみやすい位置ではないのだけどかろうじて全身が見える。(^^)小さなスネア、タンバリン、シンバル、ハイハット、ウッドブロック(?)、コンパクトながらいっぱいくっ付いたセットの前に立つ上田さん。’97の時は座っておられたけど今年はスタンディング。なんだか22日のサンシャインを思い出しちゃった。随分とキャラが違うことが変・・・・同じ人じゃないみたいだ。セットにつくや否や紹介を始める財津さん「彼は牢名主のようなところにおりましたが前に出て来てこんな“安い”(←確信犯!)・・・じゃなくて簡単なセットになりまして・・・」「安い!・・って」と笑いながらおどけてスティックで財津さんをこつんとするふりをしてみせる上田さんだったりして・・・今日始めて上田さんの笑顔を見たような気がする。
一通りメンバーと楽器を紹介!?して「まずはこの曲から・・・」(声色使うお茶目な財津さん)

♪September♪
昔とドラムが入って来るタイミングが違うような・・・・
生ギタコーナーの上田さんは木製のブラシ!?(ホットロッドというらしい?)で左手のスティックの握りもいつもと違う。いわゆる“逆手”(いわゆる“レギュラーグリップ”ってやつ?)見慣れないせいかなんだか不思議・・・ちょっとぎこちなく見えてしまう。(ってリズムもちろんバッチリよん)

姫野さんのMC。いきなりセプタンバー・・・じゃないセプテンバーでした。」とかんでしまう姫野さん。ここぞとばかりに「セプタンバーって何??」嬉しそうに突っ込む財津さん。MCをどんどん進める姫野さんの横でずーっと「セプタンバーだって・・どうしたらそんな言葉が・・・・倒れそうになった」などとブツブツ言ってたりして・・・姫野さんは11月の末にプロモーションで富山を訪れた話をされる。「ラジオとか聞いたり見たりされた方いますか??」の問にわれら富山県人小声で「はーい」と拍手!CHIZUKOちゃんちのPATIOで大騒ぎしてたものね!!!ぱらぱらと聞こえた拍手に財津さん「すごく少ないですね!」それにもめげず!?「こーんなにたくさんの方が聞いて下さったんですね!!!ありがとうございます!」と返す姫野さんだったりして・・・・姫野さんの“たくましさ”!?に笑っちゃった。
ここで昔Guitarを始めたきっかけの曲として♪Scarborough Fair♪・・・この時のアコギの音のきれいなこと。TONYの♪Because♪の時にも感じたけどGuitaristとしての姫野さんの腕の確かさみたいなものを実感!財津さんとのハモもすごくきれいでワンコーラスで終わってしまうのがホントにもったいなかった!!この曲TULIPとは別に私も中学時代に惚れ込んでいた曲なのでずーっと聞いていたかった気分です。(そう言えば片想いの先輩とカラオケで「一緒にはもってみるか??」なんて事になりながら出来なくてくやしかったよなぁ・・・(^^;)
話は変わって・・・・上京して5年くらいしてから故郷を思って書いた曲。
One,Two Three、Four!・・・カウントしつつ「元気な曲じゃないんだけど・・・」とはしゃいでる財津さん。

♪博多っ子純情♪
イントロと同時にバーっと昨年の山笠で見た春吉橋から見た中洲の光景が目の前に広がってくる。気持ちはすっかり“上田さんと一緒”だったあの博多に飛んでしまってる。「ステージの上にいるあの人とあの街を一緒に走ったんだよねぇ」・・・・石堂川のそばを歩きながら上田さんとこの曲の話をしたなぁ・・・そーいえば歌っているご本人はお隣で“酔っ払い”だったこともあったような・・・・やっぱりあれは“夢”だわね・・・信じられない気分。

「チューニングタイムです。しばらくご歓談下さい・・・・」(笑)安部さんまでもがぼそっと・・・「ご歓談下さい」・・・・
「おっけぃ」かわいくいってみせる財津さんだったりとかして・・・いろいろパターンを試してらっしゃる???

♪I Love You♪
1000thの時に聞いたのを思い出す。「こうやって聞くといいなぁ・・・・」
♪僕の心の扉がぁ〜コンコンコンと叩かれてぇ〜♪・・・コンコンコンとはいるウッドブロックの音〜〜こういうのが好き。ずーっと見えなかった上田さんがしっかり見えるのもうれしい・・・んで上田さん楽しそうに揺れてたりしてきゃ!(*^^*)

待ってましたの上田さんのMC。「富山のみなさん、こんばんはぁ!僕はツアーの前に気持ちを新たに・・・ずっと走ってたんですけども“よし今年はツアーがあるから”って・・去年の話ですが1000km走ろうって計画を立ててたんですけど残念ながら800kmくらいで終わっちゃったんですけどね、今年も再挑戦という気持ちなんですが・・・・」
珍しく!?上田さんのMCにまでちゃちゃ入れる財津さん自慢してんじゃない???それ」「え??」「やっぱり自慢してるじゃない?終わったって」「ほんと?そっかぁ・・・・自慢入ってる?自慢してる?。はははは・・・いや、ちゃんと走っておられる方からするとたいしたことないと思うんですけど普段走ることに興味ない人からするとちょっと自慢してるかなと思います・・・・はははは・・・で正月三が日しっかり体をダラダラとさせてしまいまして3日の日にそろそろ富山があるなぁというんで気合いを入れようと6km走ったんです。昨日もほんとうは走るつもりだったんですが雪の中で転んでステージが出来なくなるとちょっとあれかなと思いまして、みんなからも“くれぐれも走らないように”と随分言われましたので自嘲しましたが・・・。」GAR-YIZなんかと違って控えめに“紳士的に!?”お話されてる上田さんだったりするけどちょっとだけ“いつも”の感じが見えて嬉しかったりして・・・「デビューしていろんな素晴らしい出来事があったんですが僕の中ではすごかったのはBeatlesがレコーディングしたり衛星中継で演奏したりしたアビーロードスタジオでレコーディングできた事が大きな出来事だったんですよ・・・」まるで拍手を待つかのようなしばしの間・・・(^^;「“僕がつくった愛のうた”というアルバムをねレコーディングしてきたんですけど今からやる曲はその中から♪仔牛のローカウジィ♪をやってみたいと思います。聴いて下さい。」
上田さん、やっぱり走られなかったのね・・・このお天気じゃ・・・でもみんなに言われなければ走っちゃってました???・・・(^^;;;;どのあたりを走られるのか聞いてみたかったな〜〜ちょっと残念。

♪仔牛のローカウジィ♪
メンバー全員で歌い継いでいく。きゃ!上田さんのVocalだぁ・・・タンバリン叩いたりスネアだったりウッドブロックだったり1曲の中でちょこちょこリズムパターンが違ってくるのであわせようとするとリズムが取れない!!!の私だったりして・・・(^^;素直に手拍子してればいいのにねぇ・・・どうしても上田さんの動きに合わせようとしちゃうんだよねぇ・・・悲しい習性だなぁと勝手に“悪戦苦闘”してる自分に思わず苦笑い。
唐突に!?入る安部さんの♪泣くのはもうおやめ〜♪がまたかわいかったりして・・・・
カントリーっぽいエンディングの時には楽しそうに足をぴょこぴょこさせて踊りながら叩いてる上田さんだったりして本日で一番楽しそうにみえたひとときでしたぁ〜〜きゃ!上田さんかわいい・・・・・

この曲が終わればまたさっさとドラムセットの方へ移動してしまう上田さん。もう行っちゃうの??もっとそこにいてぇ〜〜の私。やっぱりまたステージ袖にはいってから登場。クスン、また見えなくなってしまったよぉ。そうそう移動の合間に♪オマエはかわいい子豚ぁ〜♪と姫野さんをちらっと見ながら小声で歌う財津さんだったりして・・・おひおひ・・・・・
既に次の曲のイントロが始まっているのにまだ上田さんはセットについてなかったりして・・・

♪あなたの夢♪
今回のツアーのための“新曲”。CD先行で聴いちゃってたのですっかりおなじみ・・・
しばらくはドラムはお休み・・・・途中から入るドラムが結構ドラマティックかも?
♪笑われてもいい夢を見るのさ・・・♪なんだか私への応援ソングに聞こえてきちゃうなぁ・・・・

宮城さんのMC。「年末年始はみなさんいかがお過ごしでしたか??僕は年末紅白に出るでもなく(会場笑)のんびりとお酒を飲んでいたんですが、TVで21世紀に残る音楽みたいな番組をやってましてTULIPの曲も何曲かはいっていていきなり自分の顔のアップが出て来てびっくりしたんですけど・・・・みなさんはそう言う経験はないと思いますけどこれってお酒がすーっと醒めますね・・・’97の再結成の映像だと思うんですけど・・・若いなと思って。よく“宮城さんって全然変わらな〜い”とか言われますが“変わってるじゃん!”って・・・」・・・会場から「変わってません!」の声。「アリガトウございます。それでも体重の方はダイエットしてずっと保っているんですよ4.5kgかな?」そう言いつつ「みてみて!」といったポーズをとる宮城さんだったりして・・・「ツアーとかでおいしいものを食べ過ぎそうになると姫野さんを見てガマンしてます」・・・あらぁ〜今年もこのネタだったのね・・・・(^^;;;;でも姫野さんもちょっとスリムになられましたよね???(あんまりよく見てなかったけど・・・(^^;)
そんなわけで「僕が今よりも更に10kgくらい痩せていた頃の曲」・・・・

♪青い空はいらない♪
わぁ・・・・“がむがむ”だぁ・・・・宮城さんのデビューの頃をしっかり覚えてる私にはものすごくなつかしい曲。歌詞だいぶ忘れてたけどでも歌っちゃえます。“青春歌謡”っぽい雰囲気がいかにも’70代って感じで・・・ぢつは・・・私にとっては今でも“がむがむの宮城さん”だったりするのです。ラジオから流れて来ていたレコードの音でしか知らない曲だけどコーラスの声が上田さんというのがすごく不思議・・・でもってちょっとせつなく聞こえてきたりして・・・・・
♪走れ!ムーン号♪
ドラムソロから入ってきたこの曲!!!待ってました!とばかりに「きゃぁ〜〜」と大声出しちゃったりする私・・・・目の前のKeyに座ってる財津さんと一瞬目が合ったような気がした時に財津さんが「ヒューヒュー!」とまるで客席を煽るかのように声を発する。「これは私に立てと言うことよね!」(ものすごい都合のいい解釈!??(^^;)そりゃ財津さんの期待に応えなきゃ!(だから違うって!)とばかりにスタンディング・・・だって“県人会”で「ムーン号は踊らなきゃ!」って言ってたんだもの。と隣を見るとまだのんびり座ってる・・・「約束だろ!」とお隣さんを巻き込んで立ち上がらせちゃったりして・・・(後で聞いたら「だってムーン号だって一瞬わからなかったんだもの」だったそうで)再び異様に盛り上がるわれら周辺・・・きっと浮いてたろうねぇ・・・うしろが見えないからこそ出来る暴挙だったりとかして・・・(笑)だって、だって上田さんがスポットライト浴びて歌って叩いて一番輝く瞬間じゃないの!ちゃんと見えなくてどうするの!!だわ。上田さんは・・・言うまでもなくかっこいいぃ!!!!
イントロ&間奏のシンバルの刻み、う〜〜ん♪I Feel Fine♪だわぁ〜〜〜なんちゃって・・・・もう全壊です!!「きゃぁ〜〜う・え・ださ〜〜ん!」
ムーン号であれだけ盛り上がってたった1曲でうってかわってしんみりとした曲・・・・できるものならばこのまま勢いで踊りたい気分だったんだけどなぁ・・・・・・
♪人生ゲーム♪
昔、この曲で盛り上がったよね。またあの頃の再現・・・・バックに響く上田さんの低いコーラスが懐かしい。あ、そうかぁハーモニカ、財津さんが吹いてるんだっけ・・・そんなことが新鮮に見えちゃったりして。もちろん後半の転調部分は会場と共に・・・ということで財津さんがフロントに出てくる。
財津さんはすっかりごきげんで声色で「よっしゃぁ・・・みんな、今日は雪が降っているけど雪を溶かすくらいに熱い心で声で歌おうぜぃ(どすを利かせたお声〜)賛成の人!?」会場「は〜〜い!」・・・「よっしゃ、いきます。この歌ちょっと難しいんですけど・・・(財津さんちょっと照れてる?)練習してみましょう」
♪幸せなんかがあるならばぁ〜♪・・・・もうばっちり歌える前列組。(後ろの方はわかんない!)「簡単ですねぇ、よくできますねぇ〜お上手です!」(みなさんもうすっかり?慣れっこ???)
♪それは慰みのことだろう〜♪・・・「いいですねぇ〜うまいですねぇ〜」(財津一郎風????)
♪昔夢見た魔法の靴で〜〜♪・・・・「ありがとうございます、ありがとうございます、ありがとうございます、ありがとうございます。(パチンコ屋の店内放送じゃないって!)練習終わり!」
「最初はちっちゃくだんだん大きくしていって最後は雪が溶けるくらいに・・・・ね?」
スネアにあわせて手拍子するとみんなと逆になるんだよねぇ・・・(^^;;;;でもやっぱり私は上田さんと一緒!なのだと意地でも裏打ち!(笑)
財津さんが目の前に来て下さるんだけど私の目はやっぱり上田さんへ・・・・財津さん見てたらきっと視線が合ったかも知れないなと思いつつ・・・「あーほらほら」なんて合いの手まで入れちゃう財津さんに一番最後の♪魔法の靴で!♪「いくぜぃ!!!!」と叫ぶ財津さん。いい感じぃ〜
♪銀の指環♪
上田さんのドラムがおなじみのリズムを刻み始める。安部さんのGuitarの音と共に待ってましたとばかりに立ち上がる会場。きゃぁ・・・間奏に入って今度は姫野さんが目の前に!!!ものすごい勢いでこちらに走ってきたかと思うとまるで私たちに向かって御礼をされてるかのようにお辞儀をして下さる姫野さん。一瞬「え?」って思ったけど・・・その気配を横目に感じながらあくまでも視線は上田さん!(笑)だってぇ・・・・ここの上田さん好きなんだもん・・・・きっと会場はみんな姫野さんみてるだろうしぃ〜〜結局姫野さんは安部さん側へ行く時間も足りなくなるくらい宮城さん側でゆっくりと答えておられたような・・・・時間切れで慌ててマイクへ・・・・
♪僕がつくった愛のうた♪
♪虹とスニーカーの頃♪
気になっていたシンバル・・・あー・・・・・・今日は全部右前方・・・・・右横へ行ってくれないよぉ・・・・上田さん、その日の気分で変わるのかなぁ・・・・なんか淋しい・・・・(^^;;;;

安部さんMC。「この季節に聞いて頂くと似合い過ぎるんじゃないかと思うんですけどね・・・・」

♪サボテンの花♪
安部さんのMCにぱぁーっと広るある風景。中学の教室の窓の外に降り続くボタン雪・・・「こんな風景のことだなぁ」と思いながら授業そっちのけで眺めていたっけ。ちょうど今の息子と同じ歳、同じ季節の受験を目前に控えた中3の私がいる。この曲のイメージは二十数年たった今でもこの瞬間で止まったままだったりする。ソロバージョン?ドラマの主題歌?そんなもんしらない!・・・・・TULIPの代表曲なんかじゃなかったんだ、あの頃は!私にとってはそっとしておいて欲しかった曲だったりとかするんだけど・・・・懐古主義といわれようとも。
♪Shooting Star♪
神秘的なKeyの音からBassが加わりドラムが加わりもの憂げなGuitarの旋律が入ってくる・・お隣さんと顔を見合わせながら「いくよ!」立ち上がるタイミングを待っている。ドラムのリズムが変わる♪Shooting Star〜〜♪いまだ!と立ち上がるこの瞬間が大好き!せっかくの“ハイハットの早撃ち”ビデオの上田さんは楽しそうだったけどなんだか今日は笑顔が見えない。それはそれで渋くてカッコイイけど・・・・やっぱり笑ってる上田さんが好き・・・・
♪青春の影♪
コンサートの終焉が近づいていることを告げる定番の曲になってしまったような・・・・でも今日はあと1曲。
上田さん・・・昔のようにBreak作ってスティック廻して欲しい・・・・ってだめ???(^^;;;;;;;;

財津さんの最後のMC。「それぞれ違うところで違う仕事を今はしてますが、こうやってステージの上に集まって演奏を始めると一瞬にしてその青春時代に戻ることができます。こんなすばらしい時間を下さったみなさんに本当に心から感謝しています。ありがとうございました。またどっかでお会いしましょう」
もう、きっと上田さんと富山で会えることはないと思うけど・・・・・これからも会いにいくもん!

♪Someday Somewhere♪
上田さんが見えない分今日はしっかりと歌に浸れた・・・・X'masは過ぎてしまったけど・・・ディナーショーで聞いたよりもやっぱりホールに響く音の方が絶対にいい!!本日2回目のスティック廻し。すごく長く廻ってた気がする。そして上田さんの低い♪Someday Somewhere♪のコーラスの声の切ないこと。ちょっとウルウル・・・・エンディング安部さんのGuitarのところ・・・もうちょっと引っ張って欲しかったかなぁ・・・・・もうこれは私の気分的に!(^^;

ドラムのセットから離れ横に立って客席に答える上田さん。相変わらず一番先に引き上げてしまう・・・うう・・・

アンコール
なんと安部さんが上着を脱いで登場!・・・・これにはちょっとびっくり。宮城さん、上田さんの衣裳がえというのはたまに聞いたけど後で安部さんのファンの方が「シャツは初めて見たかも」とおっしゃるくらい珍しかった???
♪早くおいで♪
すっかり聴きなれたイントロ!きゃぁ〜〜〜!!!!!TULIPじゃ数少ないロックンロール!その上、上田さんだもん!!盛り上がらないはずがない!'97はこの曲でさえもフルコーラス歌わせてもらえなかったのに今回は2曲ともフルコーラス。曲の間中“きゃぁ、きゃぁ”いって飛び跳ねていたのは言うまでもなく!間奏のGuitarも盛り上がる盛り上がる・・・(って目には入ってないんだけど・・・・(^^;)やっぱりこういう上田さんが一番好き!!絶対好き!はぁ・・・・かっこいい・・・(はあと)(*^^*)
♪あの娘は魔法使い♪
これもアンコール定番になったかなぁ・・・・最初に入る上田さんの透るコーラスが気持ちいい!!
今日はちゃんとカウベルが聞こえる。昔に比べると“落ち着いた音”だけど・・・しかも単調にずっと♪コン、コン、コン♪って感じだったはずなのにリズムに“色気”がついちゃってるじゃないの・・・・初めて気がついた。
♪夢中さ君に♪
これでもか!というくらいに来るアンコール曲。やっぱり最後はこうでなくっちゃ!♪そよ風に髪がよく似合う女の子!♪・・・「ざいつさん!」のはずが・・・・ディナーショーの時に安部さんのファンの人が「財津さんっていわないで“安部さん!”って言うわよ」っておっしゃってたのを思い出してどさくさに紛れて!???初めてちょっと遠慮気味に「うえださん!」ってやってみちゃったりして・・・・(^^;;;;;;;;んで2回目の方はやっぱりドラムに気を取られててまた忘れた!・・・・(笑)間奏でせっかく3人が目の前に勢揃いされているにも関らずやっぱり見てない私だし・・・見えにくい上田さん見ててもしょうがないのになって思ったりもしたんだけど・・・・だんだん偏りが激しくなっていくような気がする・・・・いいもんね!私は上田さんが好きなんだもん!

♪夢中さ君に♪が終わってドラムセットから離れる上田さん。「え?まだ1曲あるのに」セットの横に立って声援に応えてる上田さんだったりとかするけど・・・
ちょっと熱気を冷ますように!?財津さんのMC「はい、ではここでみなさんと1曲大きな声で歌ってみたいと思います。いいですか?歌う人!?」「は〜〜い!!」「よっしゃぁ!よかった」

♪魔法の黄色い靴♪
イントロが始まっているのにKeyの台のところに腰掛けて靴まで脱ぎ掛けるような真似をして間をとっちゃったりごきげんの財津さん・・・・「みんなで歌う」言葉の通り財津さんはもうほとんどマイクをとおして歌わない。歌うのは会場のみんなだったりとかする。財津さんはいろいろ客席を覗き込みながらやっておられたようだけど・・・見てない・・・(<お約束!??)
何度も目の前に財津さんが来てたような気がするんだけどなぁ・・・(^^;
上田さんは毎度のごとくスティックをクルッと廻してタイコに入るけど・・・右だけじゃなくて左もまわそうってしてませんでした???あれ?金沢の方だったかな?・・・・
おなじみの♪Oh!そーだよ♪だけじゃない、今日はみんなでフルコーラス一緒に歌っちゃうんだもんね!
上田さんは今日も最後にスティックを放り投げて・・・おしまい。
今度はステージ袖には戻らずドラム台から飛び降りてステージ中央へ・・・
5人が揃って中央に並ぶ。やっぱり上田さんは真ん中。両手を「おさえて、おさえて」というような感じで動かしてちょっとおさまった頃に恒例化してるという万歳タイム!?
マイクをとおさない上田さんの声。「とやまぁ〜〜〜!!!!」「ばんざーい!ばんざーい、ばんざーい!」右足をちょっと前に出しひょこっといった感じで両手を挙げて叫ぶ上田さん。お茶目!
なによりもやっぱり上田さんの口から「富山」という言葉が出るだけでうれしくて、最後を上田さんの声で〆だなんてもう幸せ・・・(*^^*)
メンバーみんなニコニコで会場に答えながら退場・・・・
明日もあるせいか「もう終わりだぁ」という淋しい気持ちも今日はない。あーーー今日は楽しかった!!


何が残念って上田さんが見えにくかったのだけはもうどうしようもなくてきっともっと素敵な笑顔があったのだと思うけど私にはちっとも見えなくてディナーショーといいなんとなく「TULIPはGAR-YIZほど楽しめないのかなぁ」なんて気分になってしまったのが心残り。
今回のツアーは他では見てないのでどこでも同じなのかもだけど財津さんにしても姫野さんにしても宮城さんにしても変に気負った風でもなく前回のツアーに比べるとすごく客席とのコミニュケーションを大切にされていたというか・・・今回ラッキーにも最前列なんてところで見れたからかもしれないけど何度も目の前まで出て来てくれてまるで一人一人を見るようにステージから微笑み掛けて下さってた気がするし・・・(安部さんは本当に意識しないとまるで視界にも入らないような場所だったわけで・・・じつはほとんど印象がない・・・という・・・(^^;;;;;)

後で友人たちに聞いた話だけど・・・・例えば目の前に来てくれてる他のメンバーには目もくれずにひたすら遠くを眺め上田さんと“同調”している私の姿をみて姫野さんや宮城さんは吹き出していたなんて言われたりとかして・・・いや・・・宮城さんの視線は何度か感じたような気はしてるんだけど(なんていったって目の前!)・・・きっとばたばた動いて目障りなファンになっていたんでしょうねぇ・・・・(^^;;;ゴメンなさいです!旅の恥は掻き捨て!じゃないけど旅してもう行ってしまわれるメンバーに笑われたってその場限り!だもんね!上田さんから見えてなきゃいいのよね。(^^;;;;;
私はメンバーが目の前に来てくれるたびに「これが上田さんだったらいいのに」と何度思ったことやら・・・・上田さんにステージの上からにっこりと微笑み掛けてもらうなんてことはきっと一生“夢”のままで終わってしまうと思うとちょっと淋しいかなぁ・・・・・しかたないねこればかりは・・・・ちょっとだけ「他の人のファンになってればよかった」って思っちゃった。(^^;;;;;;;;


コンサートが終わった後いろんな土地からいらっしゃってたたくさんの方とお話したけどみんな「音がすごくよかった」「最初から財津さんのってたね」「姫野さんの声がいつもよりももっともっとよかった」・・・「今日はごひいきのメンバー以外のいいところたくさんわかった」って声が多くて、誰も彼もが嬉しそうで富山でのコンサートがこんなでよかったって心から思った。お天気には恵まれなかったけどきっとメンバーもお客さんも気持ちは暖かですごく楽しい気分ですごせたと信じてる・・・

何がうれしかったって20年ぶりにみた我が友人の声「上田さん、すごく変わってびっくりしたけどすごくカッコ良くなった!いい感じに変わったね!・・・昔はおとなしいイメージだったけどよくおしゃべりするんだねぇ」って・・・ん〜〜んもう「でしょ?でしょ???」って感じでした。(*^^*)