“上田雅利Solo LIVE Martinton 08 Like a Party 〜in spring〜”

'08. 4. 5 大阪knave

Openingはなんと♪花!そーいえばU-BAND時代にやってたって話きいたことあるなぁ・・・X'masライブの時は♪冬の星座から始まったというし、この日のアンコールはいきなり♪荒城の月だったし〜〜滝廉太郎つながりかぁ(冬の星座は違います、確か)・・・こういうセンスは好きです。なんだか小学校の音楽の時間のハーモニーの練習を思い出しながら下のパートをそっと歌ってみる私でした;;;;
 1曲目♪尖った涙 なぜかこの曲は私の中で'99の吉祥寺でのライブの後の自分が歌詞の中にいるような気になるのです。あの日流した悔し涙が“尖った涙”周りに気取られないように指で押さえて・・・今じゃとても懐かしい思い出だけに真っ先にこれが出たのはけっこううれしい。あの日にこんな今があるなんてこと想像もつかなかったものね。この曲のフロアタム、ライブで聴いたらいい感じだろうなぁ〜〜とずっと思ってたんですが残念!ストレンジボトムタイプのセットじゃせっかくの音色がぁなんか中途半端!〜〜〜フロアタムフェチ(そんなんあるんか??)の私といたしましてはちょっと消化不良。そして次の曲が♪Daddyはロックンロール中毒ってのも〜〜歌詞に出てくる「応援団」・・・そして“中毒”という言葉。上田さんは初めてこの曲を聞かれたときに「ロックンロールバカかよぉー」と思われたそうですが・・・(^^;私にとってはあの当時あった杉さんのファンサイトのBBSでのやり取りに結びつく曲だったり・・・そこには10年の歴史があるのですよ、ネットの中での。「杉さん、わかっておられるよね〜」って言ってくださった人もいたから〜〜たったこれだけで気分はすっかり今日は“私のための選曲モード”<単純!今までも何度も登場している曲なのになぜか今日だけ特別にそんなことを思い出したのもなんだか不思議。
♪Sunny〜朝日はそこにいたよ 京都で登場したと聞いてずっと聞きたいと思っていた曲。TULIPでやることはないとは思うけどソロで充分はまる曲です。しかもアコースティックな感じでもいい感じになりそうな曲ですし〜〜生で聞けて感激!切ない〜〜・・・
後は順不同
姫野曲シリーズ・・・姫野さんの曲に詞をつけたシリーズでくくっておられたようですが・・・♪見すごしていた愛・・・財津さん作曲の曲なんですがぁ??確かに姫野さんが歌ってますが・・・この曲は圭右さんよりも杉原さんのギターの方がしっくり来た曲の代表!(笑)ギターソロの部分が圭右さんのはなんか微妙に唐突に浮いて聞こえてたのよね;;;;それがきれいに流れたんだなぁ、今回は・・・
ただし、♪My Soul Townは私には弱すぎ・・・アレンジが変わってないからなお圭右さんのが懐かしい〜〜〜;;;;;好みの問題です。
♪果てしない旅 これもTULIPでやることはないにせよ姫野さんがそのうちソロでやるかもとのこと(ってあればだけど)上田さん曰く「姫野より先に歌っちゃうもんね〜歌うって言ってません、事後承諾!」 そして歌い終わって一言「ほら!(イメージが??)ぼくの声になった!」

カラオケコーナー@博多小学校校歌&提供曲@街を渡る汐風。これはねぇ・・・音楽的にどうのという曲じゃぁないから・・・NHKの特集の時の裏話とかされてました。随分たくさんしゃべったのにぜーんぶカットされたとも。それからずっと「艱難辛苦は試練の証」と思っていたのが“試練の嵐”だったことが初めてわかったとか・・・子供の頃に覚えたか詞って“音(オン)”で覚えるからそういうのありますよねぇ。そしてなんと御供所小(上田さんの母校)の校歌の作詞者が“土田マサトシ”さんだったそうで「ぽきっとおったら上田雅利」と。「ツチダかよー」とおっしゃったのが自分にはかなり嬉しかったり・・・(お分かりの方は極々一部♪)。

「TULIPじゃぼくの代表曲だけど初めて聴く人はびっくりするくらいにアレンジ変わってます。」と♪早くおいで♪ムーン号。これも圭右さんの音の方がよりジャージー(というのかなぁ)な感じで好きだな・・・杉原さんも雰囲気変えないように最初のアレンジに沿って弾いておられましたが〜〜
♪Monochrom Sky! イントロ途中でシンバルの“首”が折れてしまって慌てて戻そうとされたけど元に戻らず「まだ始まったばかりだし中断されるかなぁ」と思ったのにそのまま右側の小さなクラッシュシンバルを“代役”で叩きながら続行。途中スタッフの方が直しにこられたけど・・・遅すぎ・・・やっぱりちゃんとシンバルじゃないと迫力が違います!途中からでも戻ってよかったぁあ・・・。普通にU-BAND時代の曲ということでご紹介。でも、残ってるテープというのが1箇所音はずしてるのに「カセットだからいいじゃん」とそのままにしたものだったんだそうで気になってしょうがないから「削除、削除!」だそうです。やだよーっだ!

♪百年山笠♪そうたい!!博多ライブじゃカラオケ@歌詞カードつきでしたが今回はちゃんとライブバージョン。ベースとかカラオケも流れてましたが歌詞カードはなくギターとタイコは“生”で・・・♪百年山笠、博多では声を詰まらせてしまわれた上田さんでしたがさすがに何度か歌われたこともあってかこの日は大丈夫!でも、何だかその表情がなるべく歌詞の世界に入り込まないように意識してさらっと歌われてたように見えたのはそんな先入観からでしょうか???そして♪そうたい!!やっぱこの曲ライブ栄えするわぁ〜〜あーーーー踊りたい!とうずうず。

生ギターコーナー:「やめようと思ったんだけどスタッフにやってくださいといわれた」んだそうです。私も続けて欲しいに1票!♪ジェニジェニからアニメソング特集。♪鉄人28号♪スーパージェッター♪エイトマン(曲を度忘れして客席に聞いてる上田さんでした〜〜教えてあげたかったけど席が遠かったからなぁ・・・♪光る海、光る大空、光る大地〜〜届かない;;;)♪鉄腕アトム♪狼少年ケン・・・「知ってるってことは近い(世代が=年寄りといいたいわけよね)」・・・全部歌える私って!???小学校前の記憶にあるのです、白黒TVを見ていた・・・・絶対同世代じゃありまっしぇん!

♪Because♪遠い未来。珍しくストレンジボトムスタイル用じゃないいつものドラムセットへ!これがかっこいいんだなぁ〜〜〜〜♪遠い未来。1stソロで一番好きな曲なんです!それが生のドラムっていうのがうれしいじゃないの!イントロのギターがちょっと危なっかしく聞こえてしまったけど(たぶん聞き込みすぎてすっかり圭右さんのギターの音が染み付きすぎてるせいなんだと・・・この曲のギターで私は圭右さんのギターに惚れたんですわ)エンディングのドラムソロも、ギターもかっこいい〜〜〜圧巻!かなり感激! 今までそんなに汗でてなかったのに一気に噴出した感じ。「ドラム叩きながら歌って下さいといわれますがムリ!」「疲れる!」・・・って大変なのはもちろんよくわかりますがステージ上で言わなきゃいいのに・・・と思うのは私だけでしょうか??でも、「本編にもドラム取り入れていきたい」ともおっしゃっていました。ドラマー上田雅利のファンといたしましては嬉しい限りです!“オモチャのドラム(上田さん曰く)”もドラムではありますが・・・やっぱり生の大きなドラムセットに囲まれている上田さんが一番です!

客席にも参加してもらうための曲(笑)♪思い出のフリスビー・・・そんな曲じゃないんだけど無理やり客席コーラス参加♪(笑)

♪'66〜あの頃のぼくたちは・・・エンディングに近づいてきてる。
♪STARS〜大切な別れ♪Gratitudeでエンディング。この流はここんところ定番だなぁ・・・
「これからはぼくはこんな形でやって行きます」とおっしゃった上田さん。TULIPを終えて「TULIPだけがぼくじゃないぞ!」と宣言されたようなそんな風に聞こえました。いろんなところへも行きたいとも・・・でもやっぱり富山は無理だろうなぁ・・・せめて金沢ぐらいなら・・・上田さんは「もっと南にも行きたいんだけど“あんただけ行きなさい”という雰囲気なんで・・・」と会場大うけしてました。

でアンコールしょっぱなが最初に書いた♪荒城の月それから♪Break Outへ。そしてそして〜〜〜♪Long Tall Sally!!!!伊豆ちゃんがいる限りいつものBeatlesバンドじゃ聞けないと思っていた上田さんのLong Tall〜〜やっと、やっと聞けたぁ〜〜〜〜〜かっこいい〜〜タイコ叩きながらってのがいいじゃないのよ〜ってこの姿がやっぱ一番すきなのよーといいたいところですがアンコールのスタンディングで私にはステージまったく見えてません!かっこいいはずなのに・・・(大泣)

そして最後の最後は恒例♪オイサ!で〆でした。


上田さんのこの日の御衣装は紫(ライトの感じでエンジっぽくも見えたけど)のシャツに銀のラメラメの細身のネクタイ。アンコールでは’08バージョンのMartinton T-シャツ@黒に衣装がえ。ファッションショーよろしく胸のプリントを見せびらかすように登場〜お茶目(笑)すかさず“商品案内”される杉原さんでした。
いつものライブに増して1曲終わる後との拍手の大きく感じたのは気のせいでしょうか?。みんな心から賞賛してる感じに聞こえてきたのです。そのくらい1曲1曲にかける気合というのかすごさがストレートに伝わってくるようなライブだったのでした。
これで全曲網羅してるかな??抜けてるのあるかな??う〜〜ん・・・・
やっぱりこのライブのためだけにじっくり時間をかけて仕上げて集中できるからこその出来なんだと思うだけどね〜〜

今回ギターが杉原さんに変わるということで自分の中ではどう変わるのか興味もあった反面、圭右さんファンをも自認する私といたしましては多少の不安もあったのですがフタを開けてみてすぐにそんな不安は吹き飛びました。ここ2年で定着し始めていたこの形を引き継がれるには相当なプレッシャーがあったのではないかと思います。初めての方はいいですが今までの音をずっと聞いてきたファンも多いですから・・・でも、ライブ後にお話させていただいた方たちは「杉原さんの方がいい」と“大阪人のキャラ”(笑)も含めてすっかり魅せられてしまわれたようにお見受けしましたし・・・
個人的な勝手な感想ですがTULIPの流から参加された方には圭右さんの音よりも杉原さんの方があっているのではないかと・・・どっちがいい、悪いということではなくこればかりは好みの問題ですからね〜〜私はもともとがロックンロール〜ロックよりなので圭右さんのヘビーででかい音が好みなので〜〜でも上田さんの曲にはそういうのにマッチする曲ばかりではありませんから〜上田さんのVocalを完全に前に出すという意味では杉原さんの方がいいのかもと思いました。欲を言えばもっと杉原さんの個性で圭右さんの影が見えなくなるくらいに引っ掻き回してもらってもよかったんだけどと・・・(それがどんなものなのかは自分ではわかりませんけどね〜〜・笑)もちろん一番大切なのは上田さんの感性ですが〜〜♪

あーーー本当にいいライブだったぁ〜〜