Martinton 2013 WH2&M 〜A Happy New ☆ From Me To You〜

'13. 1.12 二子玉川 KIWA

なんか感動を言葉にしようとしているんだけど文字にするほどに薄っぺらになっていくようでどう言葉を選べばいいのかどんどんわからなくなるのです。
今回、LIVE前に上田さんソロは初めてという方3名と出会うことができました。上田さんのソロの曲はぜんぜんご存じないこともあってどんな感じのライブなのか楽しみもおありだったかとは思いますが「いいなぁ」と思うことができるのか心配されていたようでもありました。
そんな方々が1部が終わった時にもう「凄い!」「来てよかった!」と嬉しそうにおっしゃってたというのがそのLIVEの出来を物語ってると思います。
「上田さんも凄いけど一緒にやっておられる3人がいいからいいんですよね〜」お一人はもともと財津ファンの方ということでしたが「小泉さんがこんなに上手な人だって知らなかったです。」と財津さんのバックの時にはわからなかかったし、ぜんぜん違うとも言っておられました。なんていうのかなぁ〜そういう方々の生の言葉が一番人に伝える時にストレートに伝わる気がします。私が言葉を尽くして伝えようとするよりも・・・なんたって私の場合は「上田さん大好き!」が大前提なので「いい!」というのが当たり前みたいなところありますからね〜説得力に欠けます。

演奏された曲は
・ピアノ伴奏だけのスローな♪心の旅イントロには♪夏色のおもいで間奏では♪悲しきレイン・トレインの間奏のフレーズが挟まれてたりして・・・
・JAZZYな♪走れ!ムーン号
・“お約束”♪思い出のフリスビー
・ちょこっと歌詞間違えて自分でウケてた♪あのゆるやかな日々
・圧巻!生♪甲子園
・TULIPよりレア?♪八億光年の彼方へ
・やっぱロックンロールよね♪新しい地球をつくれ
・これもやっぱりTULIP♪柱時計が10時半
・アンコールはやっぱりこれ♪早くおいで
・アルバム“run”より♪果てしない旅、♪Sunny〜朝日はここにいたよ
・・・TULIP曲はこれだけだったかなぁ・・・

TONYからは♪Because
The ALWAYSからはすっかりおなじみ♪My Soul Town、♪僕のRevolution

ソロアルバムより
オープニングはこれもJazzyな感じの♪Daddyはロックンロール中毒
♪チープショット、♪STARS〜大切な別れ、♪Gratitude

CDになってない♪スクーター・ワルツ、第2の校歌♪街を渡る汐風、最後の最後はやっぱり♪オイサ!

Beatlesはアレンジ最高!♪While My Guitar Gently Weeps、これもアンコールの定番♪Slow Down

今回お会いした方々もそうですが、TULIPのツアーをきっかけに初めてソロへ足を運ばれる方も多いだろうし、やっぱり上田さんは“TULIPの上田さん”だからなぁ・・・なるべく“知ってる曲”ということなのだろうと思いますがTULIPからの選曲が多いなぁというのは実感。毎度のソロは私にはそれがちょっと複雑な思いを連れてきたりするのですが、ただ今回は楽器も違うしアレンジをまったく変えてたりなんてのもあったりで納得できる選曲であり素直にいいなぁと感じることができました。TULIPの曲をTULIPのようにやるというのは絶対に勝ち目はないですからね〜(私の中では)

気のせいでしょうか右横をみて笑う上田さんの笑顔がいつものニコニコを取り越して“デレデレ”に見えたのですが〜(上田さんの右手には橋本歩さんがいらっしゃいました・笑)

今回WH2&Mのライブは2回目でしたが(正確には還暦ライブの時にもチラッと4名での演奏ありましたけどね)最初はあくまでも上田さんのソロで3人の方々はバックバンド的に捉えていたのですが今回はバンドとして4名がプレーヤーとして“対等”で小泉さん、圭右さん、橋本さんの確かなPLAYに固められて真ん中で上田さんが“野放し”状態で楽しんでおられるステージに見えました。極端に言っちゃえば上田さんのVocalなしでインストの演奏だけでも十分楽しめるユニットなんじゃないかなぁ・・・と思いました。(本当に上田さんのVocal全部なくなっちゃ寂しい気もするけど・笑)上田さんのドラムもいつもとは違う“叩き方”も聞けちゃうし〜

オープニングは上田さん以外の3名だけがステージ登場。3名だけで演奏を始める。・・・どう表現していいのか音楽用語みつけられないんだけど(笑)・・・R&Bっぽいイントロ・・・「何の曲だろう?」・・・
で 上田さん登場。でもドラムへは行かないわけで・・・イントロだと思っていた音が終わりピアノが弾いたのは♪Daddy はロックンロール中毒のそれこそ紛れもないイントロ♪上田さんはステージの端でスタンドマイクのまま歌い始め、歌いながらドラムの方に移動するという"演 出"スタンドからマイクをはずす時に巻きつけたるコードをはずすのに手間取ってる感じがちょっとおかしい。「今日は何が起こるんだろう?」みたいな期待を持たせてくれるオープニングでした。そしてドラムに座り軽いJazzy(という表現が正しいのかも?だけど)な リズムを刻み始め出たのは♪走れ!ムーン号。いわゆるレゲエ調な普通のソロの時ともまた違うアレンジ。音楽って本当に面白いって思う・・・ここまでは覚えてますが後は順不同。 ♪ あのゆるやかな日々:エンディングに近いところで"あーゆるやかな日々よ"歌うところを♪あーあのゆるやかな・・・と字余りで歌っちゃってしまったといわんばかりに自分でおかしくて仕方ないみたいに笑っていた上田さんがかわいかったり。練習の時にタイトルが「あのゆるやかな」なのでつい"あの"と歌ってし まいそうになるから間違えないように一番気をつけていたはずなのにそこで間違うというのがご自分でも「かわいい」と思ってしまったそうな。(後ろから小泉さんも「かわいいです」と)この曲の最後は ピアノのでフェードアウトっぽく終わった(といか終わりたかった?)のですが生のピアノでフェードアウトには無理があるかも〜そっと弾いたら音が出ないし出すように弾くと音がそれなりにしっかり出ちゃうし〜小泉さんが苦笑いされていたように見えたのは気のせいかなぁ〜

♪ 甲子園 これも今日は生!(一部ベースだけカラオケだったのかな??イントロの部分の・・・基本ベース部分はチェロの担当って感じではあったのですけど)たぶん前回の時にやっているのかと〜私は不参加だったので・・・(泣)聞きたかったのが聞けた!って感じです。上田さんのもともとのVocal部分に入る前の音のコラー ジュっぽい部分(って表現でわかる?)では橋本さん(と書くと哲ちゃんみたいか?)が君が代のフレーズを弾いておられたかと「あ!日本(アルバムタイトルね)」と思ってしまった私でし た。文字にしちゃうと感動がうそっぽくなってしまうようでどう書いていいのかわかりませんが・・・この曲を知ってる人ならあれが生で聞けることの凄さはわ かってもらえるかと〜
確かラジオ出演された時に財津さんがライブでやったことがないと言い切って笑われてたそうですが上田さんもやったことがない と思っていたのにこいずみさんに「LIVEアルバムに音が残ってますよ」と言われてびっくりされたそうです。「財津和夫のことを笑えないな・・・」だそうです。

最初のメンバー紹介で圭右さんにだけ敬称をつけなかった上田さん。圭右さんすかさず「差別だ!差別だ!」という場面も・・・で最後にもう一度メンバー紹介の時にはちゃんと“クン”付けで・・・おまけにご自分にまで“上田雅利クン”と〜(^^;

最近各地のコンサート会場が名称を変えていますが大阪をニトリホールと・・・(^^;;;思わず「ニトリは札幌・・・」と中途半端につぶやいた私。(たぶん客席の他からも同じような突込みがあったのかと思いますが〜)「え??違ったっけ?大阪はなんだ?」とあせってる上田さん。改めて聞かれても私が答えるのもなぁ・・・と誰かがおっしゃるかなと思ったら誰も答えず「聞いてるんだからしーんとしないで〜」と・・・我が家の還暦君もよく言葉に詰まって結局私がヘルプを出さなきゃ話が進まないことが日常茶飯事なのでつい条件反射のように“答え”を言ってしまうのですよね・・・(^^;(そーいえば圭右さんの出身地の浜松の地名もなかなか出てこなかったっけ)

初めてのソロ体験の方に「どんなライブですか?」と聞かれた時の答えの中に「Beatlesの曲も1,2曲やるかも」なんて言っていたのでこの曲がでて「あたり!」と自分で思ったのです。
アレンジはぜんぜん違ってて凄くシンプルなピアノとチェロのイントロから。最初のピアノの音だけでわかっちゃったもんね!たぶんこれ!って音を聞いていくと思い通りのチェロの音にピアノのコード進行。前半は「ギター泣いてないけど・・・」とちょっと思っちゃったくらいにピアノとチェロだけ。間奏からギターとドラムが加わり圭右さんの泣きのギター聞けました。本当に切ない上田さんのVocalに表情・・・初めて上田さんが歌われた吉祥寺での感動を思い出していました。私の中での今日の一番かも・・・あ、曲は♪While My Guitar Gently Weepsです。

1部と2部の間の休憩に流れていたのがたぶんキングストントリオのCD(?)最初♪花はどこへ行ったが流れて「あーーーーブラザース・フォーじゃなくって・・・」とキングストントリオの名前が出てこなくてすっきりしなかったんですがそのあとに“闘牛士の歌(El Matador)”(いつだかのソロの時にわざわざ日本語の歌詞まで作って歌われたんですが“こけた”@上田さん曰く)まで流れて笑ってしまった私です。「本物をみんなに聞かせたかったのか?」でした。(笑)で2部のMCの時にアマチュア時代当時によく流れていたのがキングストントリオやPPMやブラザース・フォーというお話をされてキングストントリオの名前を思い出しすっきりした私です。MCでマタドールのことに触れられるのかな?って思ったけどそんなお話はなし(^^;
当時コーラスグループが多くてTULIPの前身フォーシンガーズがやっていた曲♪柱時計が10時半のお話へ。月刊KAZUOの中で姫野さんがギター抱えて楽屋で財津さんと二人でハモっておられる映像がありましたが・・・メンバーの中ではこの曲がブームになっているのかぁ・・・姫野さんや宮城さんもソロでやっておられるという話を聞いたことがあるような・・・で上田さんも歌われました。

もともと小泉さんはTULIPのファンだったってことでなんと“小泉さんの質問コーナー”が登場。(笑)デビュー前のTULIPのメンバーになるまでの時系列についてと財津さんの著書「謎の財津和夫」に「練習を1000回以上やったからいつでも同じ演奏ができる」といったような事が書いてあったけどそんなにやっていたの?」だったかと〜随分昔の話なんでよく覚えてないといいながらお話されてた上田さんでした。まだあるけど続きは次回ということですので次も行かなくっちゃ〜なんて。

アンコールの演奏を始める前に上田さんが一言「僕はロックンロールが大好きです!」WH2&M自体はチェロが入ることもあってかある意味二人でやられるソロよりもアコースティックな印象(というか高級感というか上品というか・笑)なんですがやっぱりこうでなくっちゃね!って感じでずっと着席で聞いてましたが上田さんがこうおっしゃるんだもんスタンディングで盛り上がっていいってことよね!と勝手に決めつけ迷わずスタンディングさせていただきました。(笑)

文脈めちゃくちゃですが・・・思い出したこととりあえず書いてみて構成しなおそうと思いましたが力尽きて完成しそうにないのでこのままあげちゃいます。どーせ自分の防備録なんだし〜〜