SLV&Revolution-9

'08. 8.23 虎丸座

場所は江ノ島。何かと地下にもぐったり外界から閉鎖されたような空間が多いライブハウスですが今回はサンセットと江ノ島が望めるロケーション最高の解放的なライブスペース!晴れたらいいな!な願いは見事に裏切られてきれいな夕焼けには出会えませんでしたが、日が落ちた後の窓から見える夜景はとてもきれいでそれだけでも十分な場所。(とはいっても私の席はステージを見ちゃうと夜景はちっとも目に入らなかったんですけどね;;;;)
演奏しながら夜景に目をやる(??)上田さんの視線が私の頭の上を通り越していくような幸せな空間でステージを楽しむことが出来ました。こんな光景どこかで・・・ああ、そうだ!お台場で自由の女神を背中に背負ってGAR-YIZを見たときとよく似ている・・・・


今回は2バンドのコラボということでどんな構成になるのかも気になっていたのです。開場待ちの時に聞こえてきたのがベンチャーズの曲。・・・じゃ、最初はSLVだね〜〜〜
ということで

★ 第一部 SLV
Openingはすっかりおなじみ♪メドレーから。6月にSLVやったばかりだしね〜ガラッとラインナップを変えてくるかななんて期待もあったんで気持ち的には「あら?6月と一緒」だったりして・・・(^^;そしてその後もベンチャーズといえばこれ!みたいな曲続き。2曲目は♪十番街の殺人。そしてMCまずはやっぱりそうだよね〜「本当ならここから夕陽が見えたはずなんです!」そう、外は雨〜〜♪メンバー内に潜んでいる雨男のせいらしいです。(笑)みょう平クン曰く「イベントごとはほとんど雨でした!小学校の遠足も行ったことがないくらいに」個人的に私ゃ上田さんもそうだと思ってるんですけどね「僕は大丈夫なんです」ときっぱり否定されていたのがおかしかったり・・・最初のこのMCで確かメンバー紹介もされていたかと・・・耕右さんを紹介される時だいたい圭右さんの話からされますけどね〜始めの上田さんソロに行かれた方などはおなじみの圭右さんですがそうじゃない方には圭右さんのお話されてもしょうがないんじゃないのーと思いながら聞いてしまった私です。(^^;;
以下曲は毎度おなじみ順不同。♪ブルドッグ、♪パイプライン、♪ダイヤモンドヘッド、♪クルエルシー・・・
♪夢のマリーナ号、♪星への旅路をやる前だったでしょうか、次は「加山雄三さんの・・・」と言いかけた上田さんにメンバー皆さん「違います!」・・・どうやら上田さん用の大きな文字のリストだけ曲が抜けていたようで耕右さんのリストを確認しなおしてる上田さん、ご自分用のリストをひらひらさせながら「後で文句言っておかなきゃ!〜〜」・・・って何もステージで言わなくても〜
で、加山雄三シリーズ(??)として“一番メジャーな”♪ブラックサンドビーチとどうもみょう平君の選曲らしく「何でこの曲選んだの?」「個人的に好きなんで」ということで“ただみょう平が好きな曲”♪モンキークレージー
ピンクパンサー@みょう平クンは"おとなしめな曲”だそうで。あとは♪ラップシティ、♪I Feel Fine(この曲は後でもやります!と・・・)、♪朝日のあたる家、(今回は歌はないよー)、♪キックスタンド、♪ドライビングギターと曲を思い出すほどに「すっかりおなじみ・・・」というか6月のダイジェスト気分・・・
あとは前半、MCしゃべりすぎで時間が押していたらしく、スタッフのリスト書き間違えの確認ついでみたいに「この曲はやらなくていいっか・・」と数曲カット(え゛〜〜) されたような・・・カットされた曲が気になるぅ。
何の話の流れだったか忘れましたが毎度おなじみ佐賀の話題になったりなんかして上田さんが「佐賀が誇りなんだよなー」みたいなことをおっしゃってそれを受けて戸田さんが「誇りです!」ときっぱり。で、おしまいかと思いきや思わぬところから「佐賀、誇りにしてたんだぁ〜〜」・・l・との発言。毎度佐賀は博多よりも格下と言いたげな上田さんじゃぁなく耕右サンからの一言!バカウケしましたぁ。その後の上田さんの追い討ちは「って君も静岡じゃん!」・・・それって静岡にも失礼じゃん・・・と思ったのは私だけでしょか?(^^;;;

エンディングに向けては♪ミザルー@みょう平クン(これがものすごくかっこいいんだなぁ〜〜〜〜ベンチャーズじゃぁないんだけど)、最後は♪ワイプアウト・・・このあたりもすっかり定番かなぁ。そしてアンコールに、キャラバン、レッツゴー運命だったかな・・・これもすっかり定番・(^^;なんか曲数が少なくてすぐに怒涛のハードな選曲になっちゃって「えーーーこのまま終わっちゃったら次が心配・・・というかやりにくいんじゃないかな」なんてね・・・いえ、両方上田さんっちゃぁ上田さんなんで関係ないといえばないのかもだけどSLV単独とすれば物足りない!もっと聞いていたい!という終わり方。

派手に終わったSLVのあと“上田さんの体力回復時間”(笑)でしばしの休憩。その間にステージ上でRev-9の皆さんのセッティングが始まるわけで・・・上田さんはスタッフの方がスネアの交換に・・・SLVの時は木製(もしかして竹製のやつかなぁ?・・・ずいぶん前におっしゃってた・・・とは勝手な想像)からスチール製(これもたぶんいつものソナーの深めのやつ
かなぁ)に・・・スティックもSLVの時はいつもよりも軽い違うタイプのを使用されてるって聞いたことあるし〜そのあたりの音に対するこだわりが見えるのもちょっと嬉しい。

★ 第2部 Revolution-9
まずは伊豆ちゃん一人の登場で「上田さんの休息時間待ちということで」といつもの小部屋、「後半ガラッと曲調が変わって盛り上がるんで手拍子お願いします」と♪Beautiful Night ・・・すーっごく久しぶり!私の席がたぶんピアノを弾く伊豆ちゃんに一番近くピアノの配置上伊豆ちゃんは客席に背中を向けての演奏になるのでまるでピアノの先生のお手本を見せてもらっているような不思議な光景。指の動きが完全に見えるという〜
そしてメンバー登場。
1曲目は♪Here There Everywhereだったかとその後は、♪No Replyとか♪Somethingとか♪In My Life、♪Yesterdayとかおとなしめの曲が多く、SLVの余韻を引きずっている身としてはある意味癒しでもあるけれどなんか物足りないというか・・・つい「上田さんの体力温存のための曲?」とか思っちゃう・・・あとは♪Get Back、♪Help!、♪Let It Be、♪I Feel Fine@えー太田さんVocal!?、♪Come Together、♪If I Needed Someone、♪Taxman、♪Don't Let Me Down、♪Heare Come The Sun、♪Hey Bulldog、♪Hey Jude@オリンピックの柔道残念でしたのMCで「歌いにくいんだけど・・・」♪Golden Slumber〜The Endといったラインナップ。(もちろん順不同です;;;;)
そして盛り上がらなきゃウソ!なアンコール、定番っちゃぁ定番の曲オンパレード!♪Twist&shout、♪Slow Down、♪Long Tall Sally、アンコール2 ♪Rockn' Roll Music、♪Kansas City

・ご覧になってお気づきかと思いますが(というか上田さんもMCでおっしゃってましたが)ジョージ率が非常に高い選曲になってました。しかもVocalが曲ごとに違ってたり〜〜
「このバンドは誰がPaulとかビートルズバンドとしては珍しいのかもしれませんが決まってません。同じ曲でも日によってVocalが変わるし伊豆田がいながら無謀にも僕がPaulを歌うこともあります。でも♪Yesterdayはぜーったい歌いません!」なんてMCも〜〜
個人的には♪Taxmanがすごく嬉しかったり〜〜♪SLVで話題にしてた♪I Feel Fineも今回また太田さんのVocalでちょっとがっかりとか・・・(太田さんが悪いというのではありません!ただやっぱり上田さんで聞きたいだけで〜〜GAR-YIZがずっとそうだったから・・・;;;;)
Rev-9になってからは去年の3月に初めて聞きにいったくらいで前ほどBeatlesを歌う上田さんに出会ってないので何を聞いても新鮮でもあり懐かしくもあったんですけどね〜だからこそ余計に定番曲率の高さとゆっくり目の曲の多い“本編”にいまいち「なんか違うなぁ・・・」みたいな気分。一瞬、まさかこのまま盛り上がりないまま終わりなんてことはないよね?とまで思っちゃったり・・・そんなはずないじゃんとも思いながら・・・
♪Hey, Bulldogあたりから「やっぱりキタァ〜」でもあったんだけどやっぱりなんか短い!(笑)「あーあれも聞きたい!これはやらないの?」なんてのがいーーっぱい頭に浮かんでたりする・・・贅沢なのはわかってるんですけどね〜
そういえばMCの中に“朝までライブ”なんて話題も出てましたっけ??「夕陽がだめなら朝日でも!」なんて(爆)上田さんは「絶対やらない!」っておっしゃってましたが体力のことを考えなければほんとにあったらいいなぁ、そんなライブと本気で思いますもんね〜

大ラス2回目のアンコールはSLVのメンバーも改めて登場で総勢7名のステージ。そう広くないステージにこの人数!ベース二人(耕右さんの登場で伊豆ちゃんはピアノに移ろうとしたけど耕右さんが引き止めてました。耕右さんがあんなに楽しそうなの初めてみた!)にギター4人・・・アンプが足りなくて一人アコギにしたはいいけど途中でピアノに移動しちゃった太田さんだったり・・・(笑) ♪Rockn'〜はVocal持ち回りだったかと〜どっからでてくるかわからないみたいな〜それがまた楽しかったり)。
あと身長180以上ありそな杉原さんと170もなさそな戸田さんが1本のマイクでコーラスいれてらっしゃいましたが・・・無理があるなぁと笑ってしまった私です・・・ごめんなさい〜〜・笑)とにかく客席もアンコールはほぼ総立ちで私も久しぶりに楽しく踊りまくってましたがなんたってステージで演奏されてるメンバー皆さんが本当に楽しそうで聞かせるための演奏じゃなっくて自分たちも楽しむためのステージになってるようでそんな姿がまたみてる私の気分を盛り上げてくれてるようなすごくすごく素敵な空間!
上田さんもスティック、随所でクルクル♪クルッ。 でとてもゴキゲン!といった感じで、最後は叩きながらたちあがりそうになったり左右に大きくゆれだしたりスティック上や前に突き出したりできっと気分はじっと座っているのがもどかしいような自分も踊りたくてしょうがないそんな感じに見えた上田さんでした! やっぱりそんな上田さんが大好き!!!しみじみ思っている私がいました!

最後、アンケートの感想欄に高さいっぱいに「楽しかったぁ〜〜〜〜」と書いた私です。ごちゃごちゃ説明など要らないそれだけで十分ジャン!それ以外の言葉が見つからないくらいに楽しませてもらったのですから〜だからなおさら2バンドとも堪能し切れなかった中途半端さが残念!・・・贅沢なのはわかってるんだけどとにかくもっともっともっとずっと彼らの音楽の中に浸っていたかったステージでした。