Beatlesだけじゃなくってベンチャーズもありの大盛り上がりのBirthday LIVEでした。
もう上田さんが嬉しそう&楽しそうで大満足!なんたって今日は上田さんが主役なのだ!
第1部 | オマケ:松尾さんコーナー | ||
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曲 名 | Vocal | 曲名 | Vocal |
1. Little Child | 上田 | Your Song(エルトン・ジョン) | 松尾 |
2. You Can't Do That | 風祭 | シャングリラ | 松尾 |
3. I Call Your Name | 上田 | ||
4. Let It Be | 伊豆田 | 第3部 | |
5. In My Life | 風祭 | 曲名 | Vocal |
6. My Love | 伊豆田 | 1. Lovely Rita | 伊豆田 |
7. Mr. Moonlight | 上田 | 2. Ain't That A Shame | 風祭 |
8. Back In The U.S.S.R | 風祭 | 3. Hey Bulldog | 上田 |
4. Lady Madonna | 伊豆田 | ||
第2部 | 5. Money | 風祭 | |
ベンチャーズコーナーwith 戸田誠&山本耕右 | 6. Slow Down | 上田 | |
1. Bulldog | オマケ | ||
2. Pipe Line | E Birthday | 上田、伊豆田 | |
3. Diamond Head | |||
4. The Cruel Sea | |||
5. Rap City(ハンガリアン舞曲) | |||
6. Pink Panserのテーマ | |||
7. Wipe Out | |||
8. Driving Guitar | |||
9. Caravan |
5ヶ月ぶりの上田さん。今回は「もう、そこにいられればいい」って感じで席にこだわりはなかったのだけど番号が早めだったおかげで上田さんの真正面に近い場所。ちょうど人と人の隙間からしっかり見える私にとっては最高の場所だったわけで・・・気持ち的にはもうちょっと後ろでよかったんだけどもうそれ以上後ろがない!(笑)
久しぶりに会った友人達、はじめましてのネットのお友達と落ち着きなくバタバタとあいさつやらお話やらしているうちにメンバー登場&セッティング。あーーーー上田さんだぁ・・・今日の上田さんは黒にオレンジの水玉模様のTシャツの上に半袖の黒のジャケット。
それまではいろいろとフクザツな気持ちを引きずっていたはずなのにドラムについた上田さんの姿を見ただけでみんな吹っ飛んでしまった感じ。みんな忘れて楽しまなきゃぁ〜なのだ!
1曲目♪Little Child♪いきなり出だしをとちってしまう哲ちゃん。おもわず「ごめん!」喋った!(笑)
息を整えてやり直し・・・一番新しいレパートリーがOpening。やっぱりこの曲上田さんに似合ってるなぁ〜上田さんは1曲目からもう笑顔、笑顔。時々アクセントでシンバル入れながらコクンと首をかしげるしぐさがなんとも私に「ね!」って言ってくれてるみたいで思わず一緒に首をかしげてたりして・・・そんな瞬間がすごくうれしい。
上田「今回はなぜか私のBirthday LIVEということで・・・って10/2にすでにことは済ましておりまして51歳の重みを背負って歩いてる今日この頃・・・」
やっぱりツアーの移動でお疲れのようで・・・・ライティングのせいかちょっと顔色が白っぽくてお疲れの様子が見えてるように感じてしまった私でしたが・・・でもステージはパワフル!
MCを終えて次の曲へ小声でメンバーに次の曲を知らせる上田さん「♪You Can't Do Thatと♪I Call Your Nameね!」そんな声まで聞こえる距離。・・・この曲続きはBeatlesでも定番みたいだね。
歌い終わって上田「僕の声聞えてます!?」・・・どうやらモニターの関係で上田さんには自分の声が届いてないみたい。そんな問いかけに伊豆田さんの一言「大丈夫!部屋中上田さんだから!」みんな大爆笑!ナイスなお答え!「よかったぁ〜歌い損かなぁって思ったから」MCも今日は最初から飛ばし気味の上田さん。「曲数が多いからそんなに喋ってられない」といいつつ止まらない。「ツアーでこの前大分から新潟へ移動しなきゃいけなかったんだけど・・・」と延々と台風で飛行機が飛ばなくて新潟へ辿り着くまでの苦労話。「昔は6時間7時間移動なんて当たり前でそのあとにライブとかやってたよなぁ。って財津和夫と話ししてたんですけど、今は2時間移動でもきつい!」・・・昔に比べれば移動時間は確かに短くなりましたよねぇ・・・だから私もこんなふうに上京できちゃうんだけど。
進行表見ながら上田「見えないの、私。ではこういう曲です」
伊豆田「今日はブートレックバージョンでやっていいですか?」・・・「いいよ」ということでイントロ付きの♪Let It Be♪こんなのを聴けたのも貴重なのかな?
上田「思わずドラムも別のバターンを考えてしまった。で、次の曲は・・・用意出来たと思ったら譜面を落としてる奴がいる。」落としてしまったのはあづまちゃん・・・再び準備し直す間に“ピアノの練習”する伊豆田さん。このフレーズは・・・
上田「やる曲わかっちゃったじゃないかよぉ・・・」という事で♪In My Life♪
上田「大好きな曲でした!今やりながら久しぶりじゃない?っていうか久しぶりなの。で、すごいBeatlesの曲が全部いい曲に聞えて来てねぇ、いいなぁ〜なんか・・・」
東「それって財津さんの曲がよくないっておっしゃられる???」
上田「ははは・・・(笑ってごまかす!?)落とし込むのうまいねぇ、ほんっとに!」・・・でも否定してないよぉ〜上田さん!!
伊豆田「♪君の心へ〜(財津さんの物まね風!?)」突然歌い出す伊豆田さん。「サウンドチェックでやっちゃってみんなにヒンシュクかいましたけど・・・」
上田「いや、オオウケだったよ、結構。実はPiccadilly
CircusでもGAR-YIZでも伊豆田の小部屋ってありますけどもね、それを財津和夫のコンサートでも小部屋やってるの知ってる??」ほんとは上田さんも一緒に♪Silly Love Song♪をやろうと考えておられたそうで結局練習する時間がなくって小部屋になったんだそうです。
伊豆田「小部屋になってみんなはけちゃうんだから」
上田「だって休憩時間になってるんだもん。あ、これで1部終わりだぁって。しかもベースを弾いたあとでキーボードってね、指とかが固まってるから大変だと思うんですけど、そんなこたぁ、知っちゃぁないですよね。でね、最近♪All By Myself♪歌ってるんだけど、歌ってる間中横で財津和夫が踊ってるの。ずーっと踊ってるの!そんな無駄なエネルギーだからやめなさいとか言ってるんだけど誰も見てないってね、スタッフの女の子の手を取ってね、その子もかわいそうにくるくる廻されちゃって・・・延々とやってるの」
伊豆田「全然聞いてないってことですか??」
上田「いちお形的には聞いてる・・・」・・・“形的”にって!?
何でこの曲の前は毎度笑えるお話ばかりなんだろうと思いつつ次の曲は♪My Love♪。
すっかり定番“スティッククルクル”の場所では「やるぞ、やるぞ!」と構えてる友人と私・・・「やったぁ!」と密かに手を取り合って喜ぶさまは笑えるかも知れない・・・!?このあとも何度もスティッククルクル定番個所では同じ行動をとってる二人でもあったのです。
曲が終わってすっかり恒例「知らない人二人(って誰?)のために」“天使の歌声”のお話(Wishingの忘年会でのカラオケのお話)・・・上田さんこの話好きだねぇ、めったにライブへ行かない私ですら大阪できいているという。きっと3,4回聴いた人もいるんじゃないかなぁ・・・(^^;
「・・・ということでキーを」・・・今日は哲ちゃん、伊豆田さん二人がキーだししてた♪Mr. Moonligh♪一瞬二人が違った音を出したらどうなるんだろなんて思う私だったりするけど、この曲はすっかり鬼門も解けてたびたび聴けるようになりましたね。生の声さえ聞えてきそうな上田さんの雄叫び・・・気持ちいい〜
短めのMCに続いて1部最後の曲♪Back In The U.S.S.R♪・・・うわぁ、スネアの音が♪Mr. Moonlight♪の“ぽんぽこダイコ”のまま・・・「やっちゃった」という苦笑いをしながらこっそり“レバー”切り替えミュートのガムテをはがし何事もなかったかのように叩きつづける上田さん。ばれてるよぉ〜しっかり、みちゃったもんねぇ!
そんなわけで“第一部”終了。今日はGAR-YIZにとって楽パターンかも?・・・だそうです。
引き続き「この辺で次のバンド・・・っても俺がいるんだ!つーの!」という事で今宵限りの“One Night Band”、「出会った時は青年だった」戸田さん、「たぶんやるのは初めて」耕右さんのご紹介。
お二人のセッティングの間MCでつなぐ上田さん。その昔やっていた横浜ベンチャーズのお話にノーキー・エドワーズと一緒にやった時の話等など。「その昔メル・テーラーにちなんで“メル・上田”と呼ばれてまして・・・」そんな話をする上田さんはなんとなく照れくさそうに見えてたり。
そんな中聞えるあづまちゃんのツッコミ。
東「で、ベンチャーズとクリスマス、どっちが先に来たの??」
上田「何?何??あのねぇ・・・そりゃムズカシイ話だなぁ・・・ベンチャーズは若い頃に触れてはいたんだけど演奏はしてなくて演奏は戸田さんと知り合ってやり始めたんですね。シンプルな演奏で結構小ばかにしてたんですけどちゃんと演奏してみたら難しかったんですねぇ。シンプルな中の難しさが結構気に入ったという次第で・・・ただし、やたら早い!昔一緒録音したやつがあるんですけどとてもそのスピードで叩けないということがわかりまして、特に昨日僕リハーサルやりまして途中でへたりました。曲の途中でボンと止めて“ちょっと待って、きつい!”とか言ってまして・・・」
東「えっとぉ、耕右さんは何で片方スリッパなんですか?」
上田「イイコといった!実は・・・足を骨折してまして」なんと1週間骨折してる事に気がつかなかったというお話。・・・そんなわけで「今日は座ってやるんですけど、大丈夫ですか??」もちろん、OKですよぉ。
「えっとね、曲数多いんですけど短い。あっという間に終わるかもよみたいなところありますけど、いちおみんな知らないだろうなぁ、でもこの曲くらいなら聴いた事あるな見たいな曲ばっかりをチョイスしたんですけど、多分知らないと思いますけど・・・」そう言いつつタムのチューニングを変える上田さん。「インストゥルメンタル用のチューニングは違うんですよ」いったいどの音になったらOKなのかちっともわからないけど微妙に音が低くなっていってるようなふうに聞えたけど・・・
「さぁ、みなさん、耳栓の用意を!それじゃ行きます!」
おー1曲目からタイトル知らない曲だぁ・・・聞いた事はあるのよ、あるんだけど・・・上田さんのドラムが勢いづく。すっかり「これ!これ!!これだよぉ」気分の私。初めて上田さんが叩くベンチャーズを聞いてるふうな周りの友人達はもうあっけに取られてるふうにも見える。それだけ上田さんはかっこいい!続いてはすっかり聴きなれた曲♪Pipe Line♪これはもうみんな聞いた事あるよね?そして3曲目♪Diamond Head♪あの日、お店の外にまで漏れて聞えてくるこの曲を聞きながら泣く泣く帰路についたんだ・・・まるでそんな私の雪辱戦のように聞えてくる。
上田「いかがなものでしょうか?・・・初めてやってるんだよ〜耕右君!足痛いのに・・・・実は僕と彼(戸田さん)の間では5,60曲くらいできるんだけど、そんなんやっても・・・」・・・MCの腰を折るかのようにいきなりかかる「♪Caravan!」のリクエストの声。げっ!よりにもよってこんな時になんでこの曲名が・・・「先を急がないの!」とは上田さんのお言葉。・・・やっぱり今日はやる予定なんだ。私だってずーっとずーっと上田さんの叩くこの曲が聞きたくてしょうがなかったのに。あの日もしっかりアンコールでやったと後から聞いて残念でしかたなかったこの曲。戸田さんがゲストって聞いてからホントに期待してたんだ。今日こそは聞けるかもって密かに待っていたのに。そんな私の個人的な思いなんてそりゃ他人には知ったこっちゃないんだけど・・・ほんとはうれしいはずなのにこんな形で後でやるってわかるのってものすごいショック・・・喜べない!
「今からやる♪The Cruel Sea♪という曲なんですけども、僕が生まれて2番目に買ったシングルなんですね。思いで深いんですが・・」という事で♪The Cruel Sea♪
「知ってる人、この曲、今の曲」突然尋ねる上田さん。そっと手を挙げてみる私。「お!全然見えないけど3人くらい?」・・・私のテーブルでは確かに3人が手を挙げていたような上田さん実は見えてるとか・・・「知ってても言えないみたいなね・・・ちょっと言いづらいところがあるかもですね、時代的にね」って知ってたら年寄りって言いたいの?上田さん・・・う・う・う・・・同世代じゃないからね!
腕のストレッチをしながらMCを続ける上田さん。横浜ベンチャーズ時代のお話を懐かしそうにされてたりして・・・「次の曲、クラシックの曲なんであたし知ってるってみんな手を挙げそうですが」という事でハンガリアン舞曲より♪Rap City♪MCの合間に戸田さんに「早目に行くよ」とささやいた言葉通り早い早いスティック裁き・・・前回聞いたときよりもさらにスピードアップしてる感じあっという間に終わってしまった。MCの度に両腕を前の方に突き出してストレッチを繰り返す上田さんこんなに頻繁にやるのは見た事がないくらいそれだけ今日は力が入ってるんだろうか?そりゃあれだけのスピードで叩いてれば大変だとは思うけど・・・
「次の曲もね、これだったら知ってるかなって曲を選んでみたんですがえっと・・・・」といいつつ戸田さんに「タイトルなんだっけ?」と尋ねる上田さん・・・「ピンクパンサーでいいんじゃないんですか??」と答えてる戸田さん。そんなわけで♪Pink Panserのテーマ♪(?)
「まだやるのかなって思ってる人!?もう後2曲で終わりますんでそのつもりで待っててねって感じですが・・・(横から戸田さんの“3曲”の声)・・え?後3曲?文句いってどうするですが・・・次の曲はビーチボーイズとかもやってて有名な曲ですが♪Wipe Out♪」CAVERNで初めて聞いたときに感激した曲。今日の上田さんはあの時よりも一段とすごい。まるで限界ギリギリで叩いてるかのようで噴き出す汗に目が釘付け。途中戸田さんの“Let's
go!”の掛声に合わせて腕を振り上げて一緒に叫んでみる私。お隣さんに「腕上がってるじゃん!」そう言われて思い出した。私、数日前に右腕をひねって昨日まで痛くて腕を伸ばしたり挙げたりできなかったんだっけ・・・なのにすっかり痛みがどこかに飛んでしまっている。自分でもびっくりするやら呆れるやら・・・(^^;
演奏が終わったあとは客席もその迫力にため息交じり。上田さんは久しぶりに息も切れ切れに見た目にもきつそう。思わず出た本音!?「疲れた!!これ、なれていればいいんだけどたまにやると結構暑いみたいな・・・次の曲カットしたい感じ!もう、後1曲やればいいよね?よし!」そんな言葉に客席から飛び交う「え〜〜?」の声、もちろん私だって!。「えぇ?・・・じゃ、そんなんいわれたらやる・・・・」意地け気味の上田さん「あと10秒時間をちょうだい・・・」ハァハァしながら水分補給して「よぉし、後2曲(ぼそっと)・・・カウントダウンしてどうするですが・・・だったらやんなきゃいいんですよねぇ、最初から・・・それでは(といいつつ実は曲が分かってないみたいな上田さん、戸田さんに確認しながら)そう、その曲・・じゃなくてこの曲♪Driving Guitar♪」マイクを後ろにやったとたん勢いよすぎて倒れてしまう。マイクを直して一言「じゃ、残すところあと1曲・・・そんなこたぁないですね」なんとしてでも曲数を減らそうと抵抗してるみたいに見えちゃう、なんかかわいい・・・(失礼)。でも、曲が始まっちゃえば表情も一変。手抜きなしの迫力は変わらず。このギャップがまた魅力なのよねぇ・・・・はぁ・・・(ため息)
「もう、あと1曲だよ!さっき唯一リクエストがあった曲をやりたいと思います。」上田さんの言葉にきゃぁきゃぁ盛り上がる私&他数名・・・そんな声に釘をさすかのような一言「あんまり期待するなよ!そんなにいろいろできないんだから・・・」う゛!?・・・そりゃ耕右さんベンチャーズやった事ないっていうしなによりも足を痛めて座ってるし・・・無理だよなぁとは思ってたけどさ・・・噂に聞くように“ベースの弦をスティックで叩く”というのを期待してるのをなんだか見透かされちゃってる??そんなふうに聞えちゃった。やっぱりそうよね・・・はい、それは諦めます・・・・最後の最後は待ちに待っていたこの曲♪Caravan♪出だしのドラムのリズムが何とも気持ちいい・・・そして一番の見せ場、Drum
Solo「ほんとはここで・・・」なんて気持ちもあったけどそんなの吹き飛ばすくらいのかっこよさ!息を呑んでその姿を見てるしかない・・・途中やけくそ気味に「あ゛〜」と叫んでみたり「きつい」といってみせたりしたのも初めてか・・・力の限りというのかなんだか表現しきれないよ・・・きっと今日はBeatlesを聞きにきたはずなのにそんな事さえ忘れてしまいそうなくらい客席はすっかりベンチャーズの音に圧倒され染まりきってた感じに見えたのだけど。もうほんとため息しか出ないの「上田さん、すごい・・・・かっこよすぎる」
最初からベンチャーズもやるんだろうなぁって思ってはいたけどまさかここまで本格的にやって下さるとは思ってもみなかった。私の中ではすっかりベンチャーズバンドを聴きに来た気分になってしまってGAR-YIZがどこかへすっ飛んでしまっていたかも。「前日ちょろっと合わせただけ」(by 上田さん)でこれだけやってしまえる・・・これぞプロ!です。(って戸田さんはプロじゃないんですけどね。)耕右さんのベースも好みかも・・・BONZのCDでしか聴いたことはなかったのだけど・・・
そして私にとっては今回なんだかあの日の“雪辱戦”のようで中途半端なまま消化しきれてなかった気持ちをようやく払拭してもらった感じのライブでした。そして“主役”だとやっぱり違う・・・実感です。(主役じゃなくてもきっちりパワフルなんだけどどこかが違う・・・)
上田さんのお祝いに来たはずなのになんだか私がプレゼントたくさんもらったみたいだなぁ。これだけで今日来てホントによかった!ゼッタイよかった!そう思ってる私がいた。
「ちょっと休憩して松尾さんのコーナーね」
お店に入ってすぐに見つけた松尾さんの姿。“Coffee
Break”の方で冗談で「松尾さんがゲストだって!?」なんてやってたんでまさに“ひょうたんからコマ”でびっくり!
雑談が続く中マイクに向かう上田さん。
上田「えっと、そろそろ僕と松尾さんの“漫談コーナー”違う!始まらんつーの!そんなこと言ったらまた話が変な方へ行ってしまう」・・・松尾さんの準備の間中途半端に(?)にマイクに向かいながら松尾さんと九州弁でブツブツいってる上田さんだったりするけどなかなかみんな注目してくれない!?
上田「ほら、オシリ向けている人もいるし!ゼッタイ顔覚えておこう、俺。いや、いいのいいのみんなやりたい事やってて・・・根に持つタイプだから・・・」またまた意地け気味?
松尾「久々だけどTVとかでね、衛星とか・・・で見て」この話の振りに16日のTBS“エクスプレス”の話を始める上田さん。
「僕この前ね、7時台にTBSでやってたの偶然見つけてねぇ。見た??(会場:見たぁ!の声)偶然パチっとつけたらあのおじさんがばっと出て来て昨日一緒に飲んでたのにとか思いながら・・・英語のコーナーがあってそれに普通のおじさんみたいに出たのがきっかけで特集やったみたいなんだけど小田和正が♪魔法の黄色い靴♪を歌ったりとかね・・・で20分番組ずっと見てたら驚いたね、俺が出てきた!だってあのね財津和夫のおっさん(ってすっかりおっさん扱い・・・(^^;)何にも言わないから一緒にステージ終わって“ねぇ、ねぇ”って話し掛けてたら向こうにカメラがバッとあって“あっ”と思って驚いて逃げる顔まで映ってたという・・・教えろよ!みたいな・・・」(会場大爆笑)なんかおかしいね、私にとってはTVでてることが当たり前の人が自分が出てたって驚いてるのって。
松尾「ほんと?見たかったなぁ・・・」
上田「ところでなんか?」進行に戻して・・・
松尾「ほんとはね、一緒にね・・・弾き語りあんまりやらないから一緒に歌おうと思ったら結構冷たい!それちょっと・・・急に言われてもって・・・自分達だけこんなねぇ、ヤナ感じ!・・・でもね、やりますよ、なんか・・・上田さんの誕生日だから。」
上田「松尾さん、オリジナルやってくれる?」
松尾「オリジナルやるの?」
上田「いや、わかんないけど、Beatlesでもイイよ」
と突然「TULIPあれ好きなんだ」と♪つまらない〜つまらない〜一人の部屋の中は・・・♪と歌い出す松尾さん。いやぁ、意外な曲が・・・でもこの部分だけだったけど・・・
上田「いやぁこれ売れなかったんだ!」
この後やっぱり“漫談コーナー”化・・・上田に「ろれつが廻ってないんじゃないの?」と言われて「いやぁビールはいると大体閉店しちゃうから〜」と松尾さん。
上田「ビールはいるといいのかと思ったら」
松尾「いやぁ、“いずたたさん”と違って」
上田「“いずたたさん”!??」
松尾「口が廻ってないのわかるでしょ?“○×&#??★♪刀E・・”(何か早口言葉をおっしゃったららしいけど意味不明・・・(^^;)ほんとにね、“壁に耳ありクロードチアリ”ってね」・・・こんな流れの中で「じゃ、お願いします」
と言う事で「じゃ、Johnの曲」・・・てっきりJohn Lennonだとおもうでしょ??そこが松尾さん。なんとエルトン・ジョンを歌い出す。・・・私の席からはキーボードが見えにくくて(もしかしたら見えててもかもだけど)視線はカウンターあたりで一緒に口ずさみながら松尾さんの歌にききってる上田さんへ・・・松尾さんの弾き語りの声が聞える中なんだか映画のワンシーンを見ているような感じで一番ゆったりと上田さんを見ていられた時間だったりしてしばらくこういう時間があればいいのに・・・
松尾さんはこの曲人前で歌った事がないそうで・・・歌い終わって次の曲を考えておられたのかしばしの間。
上田「もしもし??」
松尾「ハイハイ・・・やりますよ・・・」
上田「あの、John違いだったよねぇ。昔ねぇ吉田彰って人から僕“アーリー・エルトン”ってあだ名ついてたの。なぜかっていうと白ぶちのサングラスをかけた時(写真参照)なんだけど・・・あとね早起きで・・僕いっつも早いんですよ、若い頃から早起きで早いなぁって“アーリー・エルトン”って・・・」
松尾「そう言えばBALI島行ったときあんたと私早かったよね。」
上田「あんた、俺より先に起きとったろうが・・・」
松尾「先輩やけんいちお気つかって・・・ねぇ」すっかり“九州弁”・・・
上田「んじゃ、もう1曲」
今度は松尾さんのオリジナルでした。
「松尾さんでした!じゃ、そろそろラストの3回目のステージじゃねぇつうの・・・GAR-YIZのみなさんが準備できたらががががっとやって終わりたいと思いますが・・・ちょっと待ってね」
ラストのセッティングに入るメンバー。が「あれ??伊豆田いないんじゃない??あれ?」伊豆田さんがいないことに気がつく上田さん。
上田「伊豆田ぁ!!!いる?」叫ぶ上田さん・・・
伊豆田さん某所から注目を浴びながら登場!?
セッティングしてる間おしゃべりする上田さん。
「この前財津さんのツアーで大阪へ行ったときに伊豆田とバンドのメンバーと一緒に大阪のCAVERNへ行ったの。で1曲づつ歌って来たんだ・・」
伊豆田「あれ?上田さん1曲だっけ?」
上田「俺、1曲だよ・・・なんだよそれ!?」
伊豆田「上田さん20曲くらいやったって言ってた・・」
上田「それは酔ったときでしょ!やめなさい!そんな話は・・・(と言いつつわざわざ説明を始めるあたりが上田さんなんだなぁ)何ヶ月か前にやっぱり行ったときにしこたま飲んで泥酔してまして友達のベーシストがいたんで“あがりましょうよ”と言われて上がったんですよ。自分の中では1,2曲やったつもりだったんだけど十何曲か20曲くらいやったらしくていまだによく言われるんですよ・・・“史上最高に遅い♪Slow
Down♪でした!”って・・・もう、ほんと、みんなの記憶をかき消したいみたいな・・・・」
しばしの間に再び“ピアノの練習”の伊豆田さん、もう確信犯!「また練習しちゃった、またばれちゃった!」とか言いながら続けてるけど上田さんはあづまちゃんに「また3曲・・・」進行の段取り中。せっかくツッコミをまってたのに「全然無視されちゃった・・・」寂しそうな伊豆田さん。(笑)
「じゃ、いきます」♪Lovely Rita♪♪Ain't That A Shame♪♪Hey
Bulldog♪3曲続き。
♪Ain't〜♪も最近のレパートリーですね。ほんとはいつものパターンで♪Bulldog♪に行くかなって思っていたらこの曲で“お!?”と思ったりして・・・う〜ん・・・実はこのあたりからもう踊りたくてしょうがなかったんだけど・・・でそれじゃ次ぎはと思ったら・・・やっぱりここへ行くのよねの♪Bulldog♪でした。でもでも大好き〜〜思わず“きゃぁぁ〜〜〜”だったのです。上田さんの表情がもうなんとも得意そうなと言うか・・・上田さんも好きだよね、この曲・・・って思うんだけど。定番個所でスティックもしっかり廻ってもう最高〜上田さんの「Thank
you!」も聞えたし〜
上田「今日、長いことお付き合いいただきましてありがとうございます。僕の勝手な思い付きでね、こんなにいろんな人にいろんなことやらせてすみませんでしたぁみたいな感じでね・・・・」なんだかいつものLIVEみたいな〆のMCだなぁなんて思っていたら話の途中でいきなり話しを始めるあづまちゃん(そういえば今日はほとんど喋ってない・・・)
「さっきさぁ、ピンクパンサーやったじゃない?(ピンクパンサーのフレーズもどきを弾いてみる)あれさ、鬼太郎のテーマっていうのもあるよね??(とまたまた鬼太郎のテーマもどきを引き始めるあづまちゃん、でも微妙に音がとれてないような・・・)」
上田「何を言い出すのかと思ったら・・・真剣に聞いたじゃないかよぉ!!鬼太郎かよ・・・ま、似たようなもんだよな」
上田さんがおしゃべりしてる間もしきりにこだわって2曲のフレーズを引き比べてるあづまちゃん・・・それに何気に加わる哲ちゃん・・・きっとずっと言いたくてしかたなかったのねって感じ・・・
でもまるで無視するように話を続ける上田さん。「それでは残すところ3曲。みなさんに曲を言います!なんでかと言うと3人がわかんないと思うから!3曲やったら終わります。曲を発表します。1曲目♪Lady Madonna♪(Yeah!)2曲目♪Money♪みたいな・・・(Woo~)3曲目♪Slow Down♪!(きゃぁ〜)この3曲で終わってみたいと思いますが・・・用意が・・・俺、漫談家じゃねぇっつーの。“思いますがぁ”(鼻にかかったような声でね)・・・ダメダヨぉ・・・あーあ・・・」
曲名を聞いて譜面をあれこれやってるあづまちゃん。
「譜面を並べ替えようとしてる奴がいるから・・・。(場つなぎMC?)財津和夫がすごいね、GAR-YIZに興味もってて見にきたいって言ってたんだけどこの場に呼んでさ、その辺に座らせておくのも変だしとかね、随分来たがってたの。で哲のこともあづまのこともよく知ってるしね。で俺と伊豆田が今一緒にやってるからね・・・」(って“その辺にお座りの松尾さん”のお立場は!?と思ってしまったのは私だけでせうか??)
伊豆田「(またまたでました財津さんの物まね風)♪ほんの〜・・来てもらいたいですよね」
上田「・・・歌わないぞ、誓って!ゼッタイ!!」
伊豆田「ベース弾けるのにな・・・」
そんな話をしてるのにマイペースに(?)♪Pipe Line♪もどき(沖縄風のつもり?)のフレーズ弾いてるあづまちゃん「沖縄ベンチャーズっていうのどう???」・・・意味不明・・・?おひおひ・・
上田「それでは3曲いってみたいと思います」
この曲つながりもGAR-YIZじゃすっかり定番だね。大好きな流れです。もう座ってられない!♪Money♪で狭いながらも立ち上がって踊る私・・・もうご近所あちこち道連れにして〜〜(笑)楽しい、楽しい!!でも立ち上がると上田さんを見下ろす感じになるんだなぁ・・・こんなのは初めてかもしれない。なんだか見慣れない角度から見る上田さん。ちょっと妙な感じ。この場所で立ち上がるとステージからでもきっと分かり易いのかもと思うとなんだか始めて上田さんの視線を気にしちゃったかも・・・もちろんそんなことでひるんじゃおりません〜踊っちゃえ!なのだ。
曲が終わってローソクに火を点したケーキをもってTOMOさん登場。そこには長いローソク5本に短いのが1本。「51歳の意味だよね」・・・と思ってみてたらローソクの本数を数える上田さん「1,2,・・・60歳!?」 「“まさとしちゃん”になってますから・・・」「“まさとしちゃん”!?・・・なんか頭が足りない感じ・・・」と笑いつつ「Happy Birthday To Me!! Thank You!!!♪Birthday♪いっちゃうからね」・・・その言葉を聞いて慌ててベースを抱えるあづまちゃんだったりして・・・無事ろうそくを吹き消してここはやっぱり♪Birthday♪!もう客席は総立ち!そりゃそうだよね。・・・となると見えていた上田さんが見えなくなる・・・「今日は見えなくてもいいや」だったはずの私がやっぱりここで見えないのはいやだぁ・・・とばかりについにソファに立ち上がると言う暴挙・・・でもさすが後ろがないとはいえ堂々とは立ち上がれないしちょっと遠慮気味に・・・でも上田さん見たいし・・・お隣さんと二人で周りの人に呆れられながらかなり妙な体勢で踊ってたりして・・・あああーーーなーんか上田さんにも呆れられそうなことやってるよなぁ・・・と思いつつ大盛り上がりの♪Birthday♪でした!
演奏のあとはシャンパンで乾杯!ですが・・・「もし、もーし・・・俺、自分でおめでとういうのかなぁ?・・・誰か変わり・・・いないんだよなぁ。誰かやって!」ずっと一人でしきってた上田さんさすがに自分のお誕生日の乾杯までは・・・ということであづまちゃんの登場!?「え〜ほんとにめでたく、赤いちゃんちゃんこを・・・」(でました!)
上田「今、言うの分かってたよぉ、オレ!」・・・だよね。(^^;
東「では、上田さんおめでとうございますぅ!!」・・・で大歓声のもと乾杯!!!
上田「今日ね、いっぱいやっておすの分かってやってたんでね、おしてますが・・・いちおね、BINGO景品がいっぱいあるんだぁ。紹介してチョンマゲ!」客席から“チョンマゲ”に突っ込まれて「ヤバイかなぁ・・・」と照れまくる上田さん。ランタンでは毎度おなじみ?“BINGO大会”へ突入。
この後も「チョンマゲ」連発の上田さん「また言っちゃったぁ」・・・しまいには「必ずつけることにします!」・・・これも財津さんのせいにしてたりして・・・いったいツアー中どんな会話が交わされてるのやら・・・
肝心のBINGOは・・・私はこういう運は全然ないんだよねぇ〜・・・残念ながら。ダブルリーチまでいきながらそのまま終了・・・そんなもんよね。
その後は雑談タイム・・・話し掛けるチャンスがない訳じゃないけどなんだか近づいてはいけない人に見えてプレゼント受け取ったり他のファンの方とお話されてたり写真を撮ったりされてる上田さんを遠巻きにボーッと見てるだけしかできなかった私。・・・“スター”だよなぁ・・・私にはこの距離がいいのかもしれない。
そんな感じでBirthday LIVEは終了。
“ランタン常連組さん”が口々に「今までで一番よかったよぉ!今日来て正解!」風におっしゃっていたのがとにかくうれしい。「来るべきライブ」・・・あたり!だったかな。またしばらく冬眠に入るけどいっぱい幸せとパワーをプレゼントしてもらったから・・・・
いつもいつもパソコンで御留守番だと忘れそうになるけれど、こうやってLIVEでみんなに出会えると“一人じゃない”・・・そんなことがとてもうれしかったひとときでもありました。
みんな・・・・ありがとう・・・・またいつの日か会えるといいな・・・・・